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脳はクラクラ、負才でバラバラ - 裁判編 - 12 ページ42

紫「ボクは認めません……証拠がないですカラ……!!」
咲「ま、舞灰くん……」
紫「皆を信じようって言ったのは白波サンたちじゃないですカ……!ボクのことも、信じて、くださいヨ……」


『理論武装 開始』

「ボクが上の階に居たというなら、その根拠を出してくれないと困りますヨ……」

「誰もボクの事を見ていないし、誰もアリバイは証明できない……!」

「ボクが15分の間に何もせずに下の階に降りた可能性は十分にありますよネ!?」


咲「そ、それはそうだけど……そうだとしたら、真凜ちゃんは誰から爆弾を受け取ったの?」


「そんなのボクには関係ないですヨ……」

「3階にいた人物なら、黒川クンだって同じ条件ですヨ……もしかしたら、殴られたこと自体が嘘なのかもしれない……」

「または、蘭サンが嘘をついている可能性だってありますよネ……!!」


咲「それは、そうだけど……その二人が嘘をついている根拠もないよ……」


「根拠が無いならお互い様じゃないですカ……」

「どうして、ボクだけが疑われるんですカ!?」

「根拠がない……証拠が無いのに……っ!!!」


 到着
会話 で
 の

→到着時の会話


咲「これで、証明してみせる……!」


BREAK!





咲「根拠なら、あるよ……」
紫「何があるっていうんですカ……!?」

咲「会話、だよ……海津くんが教えてくれた、事件現場に到着した時の会話」


『はぁ……死体発見って……どういうことだ』
『あぁっ!海津くん、礼世さん。た、大変なことになってるの……』
『た、大変なこと……、ですか……?はぁ……一体、どういう……』
『爆弾が爆発したみたいですヨ。ボクもさっき到着したばっかりで何が何だか分からないですケド……』
『そ、それは……大変、です……!はぁ……一体、誰が……』
『シスターさんは……まず、息を整えた方が良いと思う……』
『はぁ……そうだよ……1階から3階まで、長いから……』
『朧ちゃんも、休んでていいのに……!礼世さんもそっちで休んでて大丈夫だよ!』
『で、では、お言葉に甘えて……』


咲「この会話で、気になる点があるんだ。……舞灰くんの様子なんだけど」
導「……普通、だね……」
咲「そう。舞灰くんは、到着すぐにもかかわらず普通にマリアさんたちと会話をしている。……2分間の道のりをダッシュしてきた後とは思えないよね」

紫「……っ!………………そうです、ネ……」

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桜子(プロフ) - そなさん» コメントありがとうございます✨ここまで読んでいただけてとても嬉しいです!次週から裁判編へと突入していきますので、今後とも楽しんでいただけたら幸いです♪ (2023年3月25日 17時) (レス) id: ec8bf151a4 (このIDを非表示/違反報告)
そな(プロフ) - この作品を知ってここまで一気読みしてしまいました…。すごく面白いです、これからも頑張ってください! (2023年3月23日 22時) (レス) id: 8240083825 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おーすりー | 作成日時:2023年3月11日 9時

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