23「サクラ、元気出して」 ページ23
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サクラは毎日サスケの見舞いに来てる。
ずっとやつれた顔をして、目覚めるのを待ってる。
ナルト、まだかな……。
流石に見つかってもいいと思うんだけど。
『お見舞い、いつも早いね』
サク「A」
『ちょっと痩せたんじゃない？ お昼用のおにぎりしかないけど、食べる？』
サク「大丈夫よ、Aのでしょう…ってなにこれ……可愛い」
『これが、紅生姜とそぼろ。こっちは鯵の干物と梅干し。で、きのことほうれん草。これはサクラ漬け。どれがいい？』
サク「どれも美味しそう」
サクラの腹の虫が聞こえる
『うれしい。食べれるだけ食べていいよ』
ひとつひとつに美味しいと言って、ひとりで3つ食べてしまう。
サク「あ、Aのぶん一個しかない…」
『いいよ、一個あれば充分』
私はきのことほうれん草のおにぎりを食べる。サクラってやっぱり桃色っぽい色味が好きなんだね。
サク「ご馳走様でした。ずっと食欲がなかったのに、食べ物って見た目も大事ね」
わざとサクラが好きそうな色を多めに作ったのは、仲間への愛情を込めてるからなんだよ。なんてのは黙っておこう。
胃が動いて、血行が良くなったみたい。
『良かった、顔色もよくなったし。サクラせっかく肌の色が綺麗なんだから、不健康は駄目だよ。サスケが目覚めた時に恥ずかしいでしょ？』
あまり鏡も見る余裕もなかったのか、後ろ髪の寝癖を直してあげる。
サク「やだ…わたしったら。サスケくんの前で寝癖なんて」
頬を染めて、笑ってる。自然になのか、それとも無理してるのか。
どちらにしろ暗い顔ばかりしないで欲しくて、私も一緒にふふっと笑う。
そんな時、久しぶりに聞くうるさい声が聞こえた。色に例えるなら黄色。とっても明るい色
ナル「サクラちゃん！サクラちゃん！」
サク「ナルト…！」
『やっと帰ってきた』
サク「綱手様は？！ 連れて来れたの？」
ナル「ばっちりだってばよ！」
綱手「どれ、見せてみろ」
希望と不安、両方の顔を浮かべながら、よろしくお願いしますというサクラ。
綱手様はサスケの額に手を当てチャクラを流す。サスケの眉がピクリと動いた。
サス「ん…」
サク「サスケくん…！」
ナル「良かったなあサス…」
24「サスケ、カカシ先生の目覚め」→←22「帰り道はガイ先生」
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石セー(プロフ) - じゅりさん» じゅりさん初めまして！読んで下さってとっても嬉しいです^ ^ありがとうございます！更新頑張りますー！ (2019年5月20日 21時) (
レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 初めまして！更新楽しみにしてます頑張ってください！ (2019年5月17日 6時) (レス) id: 9e6c1be654 (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 名無し65455号さん» 初めまして、コメントありがとうございます。読んで下さってる方がいるんだなあと実感して感動しています。随時更新して行くのでよろしくお願い致します^ ^ (2019年4月3日 22時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - 初めましてこの作品読んでみて楽しみにしていますこれからも更新頑張って下さい！ (2019年4月3日 13時) (レス) id: 1e5a33a9df (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 咲空さん» コメントとっても嬉しかったです。ありがとうございます！おかげさまで少し自信を持てました。主人公設定まだまだあるので楽しみにして頂ければ幸いです＾＾ちょうどプロットを練り直していたので更新が止まってしまいました。近々更新を再開します。 (2019年4月2日 16時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤成 | 作成日時：2019年3月10日 16時
