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32「ナルトとサスケの喧嘩」 ページ32

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先生と木の葉病院へ向かう。

サスケの病室に行かずとも異変に気付いた。なぜなら屋上でナルトとサスケがバトルしてるのが外からわかったから。

急いで屋上へ登る。
ナルトが螺旋丸、サスケが千鳥をお互いに向け、その間を割って入るサクラ。

やばい。
どちらか一方の軌道を逸らすことはできるけど、このままでは片方がサクラに当たってしまう!

ナル「!」
サス「!」

ナルトは私が、サスケはカカシ先生が。腕を掴んで投げ飛ばし、貯水タンクに叩きつけた。

サク「A…カカシ先生…」
『大丈夫だよサクラ』

泣くサクラの肩をさする。
カカシ先生がいてくてれ本当に良かった。貯水タンクの穴の大きさを見れば、あれは人に当たったら死ぬ技だ。



サスケの方が穴の大きさがナルトと比べてずっと大きい。それを見てサスケはニヤリとした。

カカ「なに優越感に浸ってんのよ。あの千鳥、仲間に向ける大きさじゃなかったよな」

サスケは悪びれるそぶりも見せずその場から去っていった。

カカ「あなたですか、ナルトに螺旋丸を教えたのは。暁への抵抗手段としても、ナルトにはまだ早すぎませんかね。下手したらサスケを殺してた」

自「お互い様だよのぉ、あの千鳥もやばかった」

自来也様の声。近くに隠れているのだろう。
そうか…ナルトもこれから狙われる身なんだ。それにしても、あの術を仲間に向けるなんて。


カカシ先生はサスケに説教しに追いかけて行った。

ナル「サクラちゃん…」
サク「ナルト…」
ナル「邪魔しないでくれってばよ」
『ッ!』

ペシッ!
考えるよりも先に、手が動いていた。
ナルトの頬を叩いて、手のひらがジンジンする。

『カカシ先生が居なくなってからそんなこと言うなんて、最低だよ。今の言葉は、いくら私でも黙ってない……』

サク「A…」

私にこんな事されるなんて思ってなかった、という顔で目を見開いて宙を見つめてる。目も合わせず駆け出していってしまった。

以前のサクラには、あの中に飛び込むなんて勇気はなかった。中忍試験の時から確実に変わった。
仲間を守るためのサクラの勇気、それに気付けないナルトじゃない筈。

それよりサスケ…。イタチと会ってから目が変わった。心配だよ……。

33「サスケと目的」→←31「ひとまずは」



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石セー(プロフ) - じゅりさん» じゅりさん初めまして!読んで下さってとっても嬉しいです^ ^ありがとうございます!更新頑張りますー! (2019年5月20日 21時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 初めまして!更新楽しみにしてます頑張ってください! (2019年5月17日 6時) (レス) id: 9e6c1be654 (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 名無し65455号さん» 初めまして、コメントありがとうございます。読んで下さってる方がいるんだなあと実感して感動しています。随時更新して行くのでよろしくお願い致します^ ^ (2019年4月3日 22時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - 初めましてこの作品読んでみて楽しみにしていますこれからも更新頑張って下さい! (2019年4月3日 13時) (レス) id: 1e5a33a9df (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 咲空さん» コメントとっても嬉しかったです。ありがとうございます!おかげさまで少し自信を持てました。主人公設定まだまだあるので楽しみにして頂ければ幸いです^^ちょうどプロットを練り直していたので更新が止まってしまいました。近々更新を再開します。 (2019年4月2日 16時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤成 | 作成日時:2019年3月10日 16時

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