雨と傘と恋心. (ページ3)

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3、後悔ページ3

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おそ松

弟達は今、どんな気持ちで生活してるんだろう。

俺の事気にしてなかったり…？

まぁなんにせよ、俺はあの日のことを後悔してる

自分の一目惚れした子にいいこと出来たからって調子のってたら事故に巻き込まれるなんてな…

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___ 数年前

校長「おい、お前ら分かってるよな…？」

「「「「「「はい…」」」」」」

校長「これ以上問題を起こされると学校の名が汚れる。なのでお前らには退学してもらう」

「「「「「「えっ…」」」」」」

おそ松「おい待てよ！！」

カラ松「やめろおそ松！これは仕方がない事なんだ…。だから大人しく…」

おそ松「……ﾁｯ…わーったよ…」

俺らは高校に入学してから多くの喧嘩をしてきた。

最初は遊び半分だったけど学年が上がるにつれ、限度が効かなくなるほどになった。

そして高校3年の春、見事に退学届けを渡された。

次の高校では1年間しっかりやろう、6人でそう誓った…。

そして迎えた転校初日の6月1日、悲劇は起こった

・

・

おそ松「ありゃ～雨がすげーや」

俺は寝坊してほかの5人に置いてかれ、ちょっと遅れての登校。

雨が降り続いている中、小さな屋根付き商店街で雨宿りをしている女の子がいた。

『はぁ…。これじゃあ遅刻しちゃうなぁ』

おそ松「ほらよ、使って」

『あわっ、あっ！』

俺は顔も合わせず、傘を差し出し走った。

あの子可愛かったな、とか色々考えながら歩いていた時

ｷｨｨｨｨｨｨｨｨｨｯｯｯ…… ﾄﾞﾝｯ!

俺は意識を失った___