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殺「⋯先生の責任です。この学校の仕組みを
甘く見すぎていたようです。
⋯君たちに顔向けできません 」
重苦しい雰囲気の中、
誰かが黒板と向き合う殺せんせーにナイフを投げた。
それを素早く避け、犯人に視線を移す。
業「 いーの？ 顔向けできなかったら、
俺らが殺しに来んのも見えないよ？ 」
『 あははっ、業の言う通りです。
いつまで黒板とにらめっこするつもりですか？ 』
無一郎「 ⋯背後からなら殺れると思ったのに 」
殺「 業くん、Aさん、無一郎くん！！
先生は今、落ち込んで⋯ 」
そして、3人は教卓に5教科のテスト用紙を広げる。
それを見た殺せんせーは目を見開いた。
『 私たち問題が変わっても問題ありませんの 』
《 虹音A��5教科 100点 》
「 そーそー 」
《 赤羽業��英国 98点��社理 99点��数 100点 》
「 ⋯英語だけ満点取れなかったけど 」
《 時透無一郎��国数理社 100点��英 96点 》
生徒たちは立ち上がって教卓を囲んだ。
自分らのものとは大きく違うその点数に目を奪われる。
業「 俺の成績に合わせてさ、
アンタが余計な範囲まで教えたからだよ。
だから、出題範囲が変更されても対処できた 」
無一郎「 僕は英語の出題範囲が
変わったところだけ解けなかったけど、
あとはAと先生に教わったから大丈夫だったよ 」
『 ⋯けど、3人ともこの教室を抜ける気はありません。
鬼殺隊はここを守るのが義務ですし、
私と業は前の学級に戻るより
暗殺の方が楽しいですから 』
自分の分のテスト用紙を回収した無一郎は
席に戻っていった。
これからAと業がするであろうことを
業「 で、どーすんの？ そっちは。
全員50位以内に入んなかったって言い訳つけて、
ここから尻尾巻いて逃げちゃうの？ 」
『 結局、殺されるのが怖いだけなのでは？ 』
久々の2人の煽りに殺せんせーは青筋を立てる。
空気を読んだクラスメイトたちは、
彼らに同調するように殺せんせーをはやし立てた。
殺「 にゅや！！ 逃げるわけではありません！！！ 」
業「 へ〜、じゃ、どうすんの〜？ 」
殺「 にゅ？ ⋯期末テストで、
アイツらに倍返しでリベンジです！ 」
いつもの殺せんせーに戻ったことで、
クラスは笑いに包まれた。
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レイン様(プロフ) - おばみつじゃない新しい設定ですねぇ (2020年8月19日 11時) (
レス) id: 6e6e0a8455 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - カブトムシおはぎ柱wwwこれからも頑張ってください。 (2020年3月31日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - ちょー面白いです！！！これからも更新頑張ってください！！！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: 73c9d55ae5 (このIDを非表示/違反報告)
なー - えっ…面白すぎない?続き、楽しみに待っております (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - めっちゃ好みです！これからも頑張ってください！応援してます。 (2020年2月19日 21時) (レス) id: f4a774456e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピ岡義勇 | 作成日時：2020年2月17日 16時
