【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 26 ページ27

貴方「あ、ぅ……すみません」




部屋を見渡していたアヤトさんの目がある場所にとまる





ナキ「おっす!!アヤト!!」





アヤトさんはジーっとしばらくの間見つめていたが





アヤト「何してんだてめぇ」




いきなり上がり込んできて、ナキを殴った





ナキ「いてぇ!!Aよりいてぇ!!ありえねぇ!!!!」




ゴロゴロと床を転げまわるナキ




アヤト「ありえねぇのはてめぇの頭だ馬鹿」




ナキ「あ、馬鹿って言ったな!?馬鹿って言う方が馬鹿なんだぞ!!!!」




キーっとムキになって言うナキをアヤトさんは睨み付けていた




アヤト「さっさと出ろ」





アヤトさんはナキの耳を引っ張って、私の部屋から出ていった


痛そう…




部屋から出た後も、しばらくはナキの怒鳴り声が聞こえていたが…次第に聞こえなくなった




貴方「…はぁ」





ようやく一人になれた私はベッドにダイブする





明日…あんていく行こうかな
でもトーカちゃんに不審がられたしなー


うーん…




しばらくの間ベッドの上でゴロゴロしていたが





貴方「うん、とりあえずお風呂入ろう」





ガバッと起き上がり、着替えを持ってお風呂に向かった




お風呂場に着き、扉を開けた




アヤト「……」




思いっきり閉めた





何であの人いるのぉぉぉ!?


うわ、最悪…
何でこんなタイミングいいんだ、私





すると、突然扉が開いた




アヤト「何してんだ、お前」




ひょっこりとアヤトさんが顔を出した




貴方「ぎゃっ!!」




私はすぐに視線をそらした




貴方「な、何か着てください!!」




アヤト「タオル巻いてるから別にいいだろ」




貴方「貴方が良くても私がダメです!!」





そう言うと、アヤトさんは「とりあえず入れば??」と脱衣場に入って行った

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