40話 ページ48
ついに夜になった私は覚悟を決め図書室へと向かった。
その行く道中の空き教室から最原君と赤松さんの声が聞こえたがあまり気に止めず私は階段を降りていき図書室に入り適当な本を手に取って天海君が来るまで時間を潰すことにした。
天海君が来る前に首謀者が来たらどうしよう。
時間が来るまでにそんな不安と恐怖心が出てきた
それからしばらくするとモニターから変な映像と音楽が流れてきた。
『早く殺し合いをしろってことか…どこまでも狂った奴だなモノクマも首謀者も』
このうるさい音楽のせいで読書に集中することは出来なかった
パタンと本を閉じた瞬間裏口のドアが開いた
アマミ「信濃さんお待たせっす」
『うん』
アマミ「信濃さん申し訳ないんすけど俺が入ってきたドアを見張ってほしいんすけど」
『分かった でもその間天海君はどうするの?』
アマミ「とりあえずこの隠しドアを開けてカードキーなしでも入れないか試してみるっす」
そんなこと、できるのか?
などと思いながら天海君が隠しドアを開ける姿を見て少し目を離していると通気ダクトからなにか丸いものが出てきて本棚の上を走っていたが丸い球体は天海君にあたるか当たらないかくらいのギリギリの距離でボトっと落ちた
アマミ「…なんで鉄球が…」
『天海君、私もそっちに行った方がいい?』
アマミ「いや、大丈夫っすよ 引き続き見張りを頼むっす」
『了解』
天海君が開けた本棚のせいかそれが死角となり天海君の姿が見えない
その後物音がしたと思いチラッと目を配ると天海君の足が見えた
『え』
寝てるの? こんな時に?
『天海君?』
なんだかとても嫌な予感がする
ゆっくりゆっくりと近づくとそこには天海君の変わり果てた姿だった。
その姿に唖然と立ち尽くしていると正面のドアが思いっきり開いて最原君たちが入ってきた
サイハラ「し、信濃さん!?」
カエデ「もしかして信濃さんが!」
嗚呼、これで私は首謀者という
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続編へどそ!
⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちづき - みさにゃんにゃんさん» いきなりですみません!初めのイルマのセリフが美羽になってますが美兎ではないでしょうか?出来れば修正して頂きたいです(。-_-。) (2017年8月11日 22時) (レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃんにゃん(プロフ) - チューインガムさん» ありがとうございます!頑張ります (2017年2月3日 1時) (レス) id: 174f277080 (このIDを非表示/違反報告)
チューインガム(プロフ) - V3の小説待ってました!(*^^*)応援してます!頑張ってくださいー! (2017年1月25日 18時) (レス) id: 306b36c879 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みさにゃんにゃん | 作成日時:2017年1月25日 9時