26話 ページ34
カエデ「い、いい加減にしてよ…
それ以上…私達をバカにしないで…」
モノクマ「…ん？」
カエデ「自分だけがここから出たいとか…そんな理由で人を殺したりすると思ってるの？
バカにしないでよっ！
私達はあんたなんかに負けないっ！
みんなでここから出るって約束したんだからっ！」
モノクマ「うぷぷ…やせ我慢しちゃって
もっと、自分だけが生き残る方法を合理的に考えなよ？
誰かを殺せばいいだけなんだよ？」
モモタ「この…クソヤローがぁ！」
アマミ「なるほど…囚人のジレンマっすか。
そうやって非協力ゲームに持ち込もうって魂胆っすね」
モモタ「…あ？ なんだそりゃあ？」
アマミ「お互いに協力する方が協力しないよりも良いとわかっていながら…
協力しない者が一方的に利益を得る状況では、お互いに協力しなくなる…
それが囚人のジレンマっす
自分の利益を追求する個人の間で、いかに協力が可能となるかって問題っすね
モノクマは、俺らにそれを突きつけてるんすよ 赤松さんが提唱した"協力ゲーム"を無効化して、プレイヤーが提携しない"非協力ゲーム"にする為にね」
カエデ「…え？」
サイハラ「もし、その状況で最初の殺人が起きたら、僕らはますます協力し合う事が難しくなる…」
シングウジ「むしろ、その為に、初回特典なんて動機にしたんだろうネ」
モノクマ「ね？ そんなギスギスした空気は耐えられないでしょ？
だったら、やっぱり殺しちゃった方がいいよ！」
テンコ「な、なんですか…それ…！」
トウジョウ「貴方は本当に…
私達にコロシアイをさせたいみたいだけど…
ねぇ、貴方の目的は一体なんなの？」
モモタ「目的なんか関係ねぇ！ これ以上コイツらの好きにさせてたまっかよ！
オレはもうガマンの限界だっ！！」
百田君がモノクマに掴みかかろうとした
『待ってっ』
そして私が止めようとした時ーーー
モノクマーズ「おはっくまー」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちづき - みさにゃんにゃんさん» いきなりですみません！初めのイルマのセリフが美羽になってますが美兎ではないでしょうか？出来れば修正して頂きたいです(｡-_-｡) (2017年8月11日 22時) (
レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃんにゃん(プロフ) - チューインガムさん» ありがとうございます！頑張ります (2017年2月3日 1時) (レス) id: 174f277080 (このIDを非表示/違反報告)
チューインガム(プロフ) - V3の小説待ってました！(*^^*)応援してます！頑張ってくださいー！ (2017年1月25日 18時) (レス) id: 306b36c879 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みさにゃんにゃん | 作成日時：2017年1月25日 9時
