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prologue3 楓視点 ページ4

ここがどこなのか? どうしてさらわれたのか? 誰にさらわれたのか?

さっぱりわからないけど…

そんなの、どうだっていいよ!

それより今は…


カエデ「ねぇ、早く逃げようよ! ここから出て…助けを呼ぼう!」

サイハラ「う、うん。 そうだね!」


私達は全速力で駆け出すと、教室のドアを力いっぱい開けた。


すると、そこには―――



???「ヘルイェー! 見つけたぜーッ!」

カエデ「…え?」

サイハラ「バ、バケモノ!?」

???「ぎゃハハハハハハハハハハ!」

カエデ「な、なんか、ヤバいよ!
逃げよう!」

サイハラ「う、うんっ!」

???「待て待て待て待て待て待て待てーッ!」

サイハラ「赤松さん! こっちだ!」

ひとまず最原くんとその場を逃げ階段で一回に降りるともう一匹いた

カエデ「!」

サイハラ「そっちはダメだ! こっちに!」


カエデ「あー、もう! なんなの、こいつら!!」


無我夢中でドアへと飛び込んだ私達は、そこで…

またもや、予想外な光景を目にした




???「あー、また誰か来たねー。」

カエデ「…えっ?」

???「テメーらも、あのバケモンに追われて来たのか!?」

カエデ「あ…う、うん。」

???「あいつらは…なんだ?
俺らをどうするつもりだ?」

???「オレ、様子見に行ってこようか?」

???「ダメですよ! ここから出たら危ないですって!」

???「あの怪物が…まだ近くを徘徊しているはずだヨ」


カエデ「あっ、あのさっ!」

私は堪らずに声を張り上げた。

カエデ「あなた達…誰なの? どうして、こんな所に――」

???「これで17人っすか。」

カエデ「…え?」

???「ここにいる人数っすよ。
17人で…しかも、みんな高校生って…

これ、どういうことっすかね?」


17人の高校生…?


???「あぁ、そうそう…「誰なのか」って質問だったっすね
俺の名前は天海蘭太郎っす…
先に、名前だけは言っておくっす

けど…今はそれで勘弁してくれないすっか?」

カエデ「え? あ…うん。」

???「つーか、17人がどうしたんだよ。これからまた増えるかもしれねーだろ?」

アマミ「いや、多分これで揃ったんじゃないっすか。

これが"俺の想像通りの事態"ならね。」

???「…想像通りの事態?」

???「超能力者みてーな口ぶりしてねーで、わかってることがあるならハッキリ言え!」


その時だった。
突然得体の知れない声が体育館内に響いた。

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もちづき - みさにゃんにゃんさん» いきなりですみません!初めのイルマのセリフが美羽になってますが美兎ではないでしょうか?出来れば修正して頂きたいです(。-_-。) (2017年8月11日 22時) (レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃんにゃん(プロフ) - チューインガムさん» ありがとうございます!頑張ります (2017年2月3日 1時) (レス) id: 174f277080 (このIDを非表示/違反報告)
チューインガム(プロフ) - V3の小説待ってました!(*^^*)応援してます!頑張ってくださいー! (2017年1月25日 18時) (レス) id: 306b36c879 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みさにゃんにゃん | 作成日時:2017年1月25日 9時

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