19話 ページ27
イルマ「草むらの中に大事な穴ってか！ 女の体とかわらねーな！」
アンジー「うわー、このマンホールのフタって重そうー。
持ち上がるのー？」
キーボ「ボクがやってみましょうか」
キーボ君がマンホールの蓋に手をかけ渾身の力を込めたが
キーボ「残念です。
ビクともしません。」
アンジー「えー？ ロボットの力でもビクともしないのー？」
キーボ「あぁ、その点に関しては安心してください。
僕の腕力は、ちょっと力持ちの老人ぐらいの設定です」
ショボ…
イルマ「ショボイ設定だなっ！」
キーボ「は、博士がそう設定したんです。
試作中に起きた悲劇を2度と繰り返さないようにと｡」
シロガネ「うーん…その悲劇の内容が地味に気になる…」
ゴクハラ「あ、だったらゴン太に任せてよ。
さっき中を除いた時は持ち上げられたから、
きっと大丈夫だと思うよ。」
まじか… まぁ、ゴクハラ君ぐらいだったら外せ……
ゴクハラ「よいしょっと。」
『は！？』
シロガネ「そんなに軽々とっ！？」
ユメノ「この力は…うちの魔法の効果じゃな。
うむ…間違いないぞ」
テンコ「おおっ！ さすがは夢野さんですね！」
ゴクハラ「…あ、このフタはどうすればいい？」
トウジョウ「どこかに放っておいてもらえるかしら。
人に当たらないように、気をつけてね。」
ゴクハラ「本当は…ポイ捨てはマナー違反だからダメなんだけど…」
そう言って放り投げるとマンホールのフタは4、5mぐらいは飛んでった
カツン
『鈍い音がしたな…』
シングウジ「ククク…妙妙たる腕力だネ。
子供の頭蓋骨くらいは簡単に握りつぶせそうだ。」
ゴクハラ「ゴン太は、そんな非紳士的なことはしないよ！」
テンコ「非紳士的と言うか、非人間的です」
オウマ「でもさー、ゴン太って頼りになるよねー。
どっかの小豆洗い用ロボットとは大違いだよ｡」
『ちょっと…』
キーボ「それは…僕ではないですね？
ボクは小豆以外も…ちゃんと洗えますから。」
『…………』
キーボ君ってある意味幸せなやつかもな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちづき - みさにゃんにゃんさん» いきなりですみません！初めのイルマのセリフが美羽になってますが美兎ではないでしょうか？出来れば修正して頂きたいです(｡-_-｡) (2017年8月11日 22時) (
レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃんにゃん(プロフ) - チューインガムさん» ありがとうございます！頑張ります (2017年2月3日 1時) (レス) id: 174f277080 (このIDを非表示/違反報告)
チューインガム(プロフ) - V3の小説待ってました！(*^^*)応援してます！頑張ってくださいー！ (2017年1月25日 18時) (レス) id: 306b36c879 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みさにゃんにゃん | 作成日時：2017年1月25日 9時
