17話 ページ25
カエデ「…って、なんでシーンってしちゃうの?
なんか…間違ったこと言った?」
トウジョウ「…いいえ、そうじゃないわ。
貴女が、あまりにも真っ直ぐな正論を言うから、もう他に言うことがなくなっただけよ。」
モモタ「へっ…オレが言おうとしてたことを先に全部言われちまったな…
あぁ、全くその通りだぜ! そう簡単に諦めてどうすんだって話しだ!」
アンジー「じゃあ、さっそくみんなで手分けして、出口を探しに行くぞー! おおーっ! 頑張るぞー!」
アマミ「見事な1人コール&レスポンスっすね」
ゴクハラ「あっ、ちょっと待って!」
ユメノ「…んあ? これからって時になんじゃ?」
ゴクハラ「えっと…もしかしたら、あんまり関係ないかもしれないんだけど…
さっき…校舎裏の草むらで"マンホール"を見つけたんだ」
カエデ「…マンホール?」
ゴクハラ「中を覗いて見たら広い地下道みたくなってたからそこが出入口じゃないかって思ったんだけど…
…ごめん、そんな簡単なわけないよね。」
テンコ「そ、そういう大事なことはもっと早く言ってください!」
ゴクハラ「中を覗いたら広い地下道みたくなってたからそこが出入口かなーって思ったんだけどっ!」
テンコ「は、早口っ! って、そうじゃなくて!」
トウジョウ「とにかく、すぐに確認に行きましょう。校舎裏ということは…裏庭のボイラーがある所ね 獄原君、案内をお願い。」
ゴクハラ「うん、わかったよっ! みんな、ゴン太に付いて来て」
それからゴクハラ君を先頭にみんな慌てて飛び出していった
私も体育館から出た瞬間天海君の声が聞こえ聞くつもりはなかったが聞き耳を立てた
アマミ「…赤松さん、凄いっすね」
カエデ「…えっ? 何がっ?」
アマミ「君の発言からムードがガラリと変わったっす。
すっかり、みんなの中心人物っすね」
カエデ「ちゅ、中心人物って…大袈裟だよ。
私はただ…思ったことを言っただけだし」
アマミ「…意識しないでやってるってことっすか? じゃあ、尚更素質があるんすね。
このコロシアイを勝ち抜く素質が…」
カエデ「…え?」
アマミ「けど、これを仕組んだヤツの目戦で考えると、さっきの赤松さんの発言はかなり厄介っすよ。
「争うんじゃなくて協力し合う」ってのはきっと最も望まれてない展開なんで
だからこそ…敵はきっと全力で潰して来るはずっす
赤松さんは真っ直ぐな人だから、そうなった時がちょっと心配っす。」
『…………』
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちづき - みさにゃんにゃんさん» いきなりですみません!初めのイルマのセリフが美羽になってますが美兎ではないでしょうか?出来れば修正して頂きたいです(。-_-。) (2017年8月11日 22時) (レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
みさにゃんにゃん(プロフ) - チューインガムさん» ありがとうございます!頑張ります (2017年2月3日 1時) (レス) id: 174f277080 (このIDを非表示/違反報告)
チューインガム(プロフ) - V3の小説待ってました!(*^^*)応援してます!頑張ってくださいー! (2017年1月25日 18時) (レス) id: 306b36c879 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みさにゃんにゃん | 作成日時:2017年1月25日 9時