【ダンガンロンパV3】狂った学園生活(日常編)Part1

10話 ページ18

カエデ「な、何これ…？ さっきから…何やってんの？」

シロガネ「なんか…また新しいヌイグルミが出てきたけど…」

シングウジ「いや、ただのヌイグルミじゃなさそうだヨ

見える…僕には見えるヨ…
あれは絶望と狂気が渦巻く不吉のヌイグルミ…」

モノクマ「ねぇ…そもそもヌイグルミじゃなくて、ボクはモノクマなんだけど。

そして、この"才囚学園"の学園長なんだよ！
もっと敬ってほしいもんだね！」

ハルカワ「…学園長？」

キーボ「あの動きや喋り方からして…僕と同じように、AIを搭載した自律式ロボットのようですが…」

モノタロウ「ぴんぽーん！」

モノスケ「せやけど、エグイサルは別やで！こいつらは良さ能無しや！」

モノファニー「あいつらは、ぷりちーなモノクマーズだけが操れる、 搭乗型の殺人ロボット兵器だからね」

ホシ「自律型のロボットに殺人兵器とはな…
やたらとスケールの大きな話になってきたじゃねーか」

アマミ「けど、気になるのはそっちの話じゃなくって さっきの"コロシアイ"の話っす…

あれって、どういう意味っすか？」

モノクマ「うぷ…うぷぷぷぷぷ」

『なに？』

トウジョウ「何がおかしいの？」

モノクマ「いやぁ…ちょっとマンネリ気味かもしれないから、改めて言うのも恥ずかしいんだけどさ…

コロシアイをして貰いたいんだよね。
"超高校級"の才能を持つオマエラどうしでさ。」

カエデ「…………殺し合い…？ わ、私達で…？」

キーボ「冗談はやめてください！
どうして、ボクらがコロシアイをするんですか!」

モノクマ「えっ？ もしかして嫌なのっ？」

ゴクハラ「あ、当たり前だよ……！ 紳士は誰かを傷つけたりしないんだ！」

モノクマ「でもさ、オマエラも"才囚学園"を見回ったなら、もうわかってるでしょ？

学園の周囲には"巨大な檻"に囲まれてて、外には逃げられないってことも…

"高機動人形殺人兵器エグイサル"がいる限り、僕らには逆らえないってこともさ

つまり…おまえらの生殺与奪権はこのボスが握ってるんだよ」

アマミ「殺されたくなかったらやれってことすっね」

殺されたくなかったらやれって、それ矛盾してない？

結果的殺される運命しかないわけじゃん私たち…

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