出航 ページ27
あれから2日がたち白龍がシンドリアに留学する日がやってきた←とばしました((
Aは朝起きると支度をして煌帝国の船出の広場まで向かった
そこにはバルバッドの時と同様に煌帝国の皇子や皇女、付き人が揃っていた
炎「白龍、紅玉くれぐれも気をつけて行ってくるのだぞ」
白龍と紅玉は煌帝国の礼をして船へと乗った
炎「A、2人を頼んだぞ」
覇「早く帰ってきてね〜」
瑛「A気をつけて行くのですよ?」
A『白龍と紅玉のことは任せて。じゃぁそろそろ行くね』
そう言って3人はみんなに見送られてシンドリアへと出航した
船に乗り動き始めるとAは部屋へとは入らずに海を眺めていた
ジ「おーぃAー!」
すると先程まで姿を現さなかったジュダルが船を追ってきた
A『え!?なにしてんの?!』
ジュダルは浮遊魔法を解いて船の上に足をつけた
ジ「これ渡したくてよ、いやぁ間に合わないかと思ったわ笑」
そう言ってジュダルは小さな箱をAに差し出した
A『なにこれ?』
Aが箱を開くとその中には赤い宝石の付いたピアスが入っていた
A『綺麗、これどうしたの?』
ジ「お前に似合うと思ってな!それやるよ」
そう言ってジュダルはニカッと笑った
A『ありがとうジュダル笑』
Aはその場でピアスを付けた
ジ「おー、やっぱ似合うな、じゃ俺は戻るわ。気をつけていけよ?」
そうしてジュダルはまた浮遊魔法を使おうと船の端に足をかけた
グィッ
ジ「ぅわ、あっぶねぇ、Aどうした?」
Aはジュダルの腕を引いて抱きしめた
A『ありがとね、ジュダル。凄く嬉しい』
ジ「おう、お前が無事に帰ってくるの待ってるわ。じゃぁな」
ジュダルはAの頭をポンポンと撫でて煌帝国へと戻って行った
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作者名:エテ | 作成日時:2019年2月10日 21時