【黒子のバスケ】キセキの光はすぐそこに④【赤司征十郎】 (ページ3)

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京都へページ3

空港を後にしたAは自身の別荘へと向かった

新幹線や電車を乗り継いで数時間後、新しく暮らす自宅へと到着した

既に送った荷物や新学期に備えての制服や教科書類などは運び込まれていた

A『はぁ。疲れた～。荷造りとかめんどくさいなぁ』

ため息をついたAは彼女お決まりの言葉を発した

A『てゆーか、引っ越した次の日に始業式って...新手の嫌がらせかな？』

そう言ってAはダンボールの山を睨みつけた

A『仕方ない。やるか...』

Aは重たい腰をあげてダンボールの山へと手をつけ始めた

太陽が西へ傾く頃やっと山積みだったダンボールが残り3つにまでなった

A『はぁ。もうだめ。あとはまだ使わないから明日にしよ』

そう言って彼女は疲れを癒すためにシャワーを浴びに行った

A『明日征くんに会えるかなぁ。早く会いたいなぁ』

呟いた言葉は1人には大きすぎるお風呂の中で反響して消えていった

A『明日は寝坊できないし、早く寝よ～』

Aは明日着る制服をハンガーに掛けて、今日は寝ることにした

A『おやすみなさい。』

誰もいない部屋にAの声だけが残った