半妖のかぐや姫《ぬらりひょんの孫》第4章 (ページ45)

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番外編-祖母、奴良組に来る-1 ページ45

-栄華組・総会の間-《神樂side》

『…以上が報告になります。』

神樂『ご苦労さん。それではこれで…頭領、話聞いてましたか？』

組で行われている総会。

だが、ずっと十六夜頭領は上の空だった。

十六夜『あぁ分かった分かった…はぁ。』

『『『(絶対聞いてないな…！)』』』

十六夜『はぁ…』

神奈『…十六夜様、元気ない。』

神樂『そんなあからさまなため息つくなよ。

で、なんなんだ？』

十六夜『…』

神樂『っ？頭領？『…』え？』

雪斗『…もしかして、A様ですか？』

十六夜『はぁ…A、いつ帰って来るのじゃろう…

はぁ。』

神樂『あんたねぇ…まだ帰って一ヶ月半ぐらいじゃねぇか。

親バカじゃなくて、孫バカか。』

十六夜『…そうじゃ。わしが行けばいいんじゃ。』

『『『…え？』』』

雪斗『え、い、十六夜様？まさか奴良組に？』

神奈『…なら私も行きます。』

神樂『そういう問題じゃねぇ！

あんたら二人離れれば結界もたないだろ！！』

神奈『だって…』

十六夜『じゃあ神樂、お前ついて来い。』

神樂『え？』

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-奴良組-《Aside》

十六夜『と、いう訳じゃ＾＾

Aー！あぁ会いたかったぞ。』

そう笑顔全開で言うお婆様と、それを呆れながら見ている神樂さん。

玄関を掃除していたら突然門が開き、飛車が入って来た。

そして着くやいなや、お婆様が出て来て、私に抱きついて来た。

神樂さんに事情を聞くと、私が中々帰って来ないから寂しかったらしい。

A『ごめんなさいお婆様。寂しい思いさせて…』

十六夜『いいんじゃ＾＾今こうして会えてることが、わしにとって幸せな時じゃ。』

A『そうですか…どうぞ上がってください。』

十六夜『おぉ邪魔するぞ～。』

神樂『ったく。すまないねA。

まああんまり長くはいられないけど、よろしく頼むよ。』

A『はい＾＾』

私はお婆様達を中へ案内する。

後でリクオくんのお爺さんと晩酌を約束したり、お婆様も喜んでいるから良かった。

ぬら『今日こそはわしが勝つぞ。』

十六夜『フっ…わしが上じゃ。調子に乗るなじじい。』

ぬら『お前こそ、ばばあじゃから無理せんでいいぞ。』

二人はで酒飲み対決…？

危ないことだけはやめてほしいかな…

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酒飲み対決はどっちが勝ったか…