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仙蔵『…しんベヱ、勝手な行動を取るなとあれほど言ったはずだが？』
しんベヱ『立花先輩すみません〜…美味しそうな匂いにつられてつい』
仙蔵『つい、で済むと思うな！いいか、次からは気をつけるように。分かったな』
しんベヱ『は〜い！』
仙蔵『声を抑えろ！』
小平太『まぁまぁ、落ち着け仙蔵。細かいことを気にしてもしょうがないだろ』
仙蔵『どこが細かいことなんだ！』
3人がコソコソしている間に、一人の男が暖簾をくぐり入って来た。
お侍様だ。どことなくAに似ている雰囲気があるな…と思っていると、そのお侍様は彼女を見つけるなり近付いて行く。そして彼女もまたお侍様を視界に捉えるととても嬉しそうな表情を浮かべ席を立つ。
2人は向かい合う形で席に座り、何やら親しげに会話をし始めた。店内が賑わっていること、離れた席に座っていること、加えてしんベヱのうどんを啜る音で2人の会話が聞こえてこない。そのうどんを啜る音には仙蔵が今にもキレそうだ。
角度的にもお侍様の顔しかよく見えない為、仲良くうどんを食べていることしか分からない。
小平太『…ここからだと全く見えないな。しんベヱが食べ終わったら店を出て、外で出てくるのを待つか』
仙蔵『そうだな。店内での会話も気になるが、おそらく昼食を取るだけだろう』
暫くしてしんベヱが食べ終わると、3人は店を後にして外にいる待機組と合流する。
兵助『どうでしたか？』
仙蔵『途中、一人のお侍様が入って来ただろう。そのお侍様と今はうどんを食べている』
滝夜叉丸『会話などは聞こえましたか？』
小平太『いや、店内が賑わっていたのと席が離れていて聞き取れなかった。だから外で出てくるのを待とうと思って出てきた』
乱太郎『…しんベヱ、うどん食べて満足してるでしょ』
しんベヱ『ありゃ、分かっちゃった？』
きり丸『分かるも何も顔にしっかりと書いてある』
そして2人が出てくるのをじっと待つ。その間にも何度かしんベヱが美味しそうな匂いにつられてどこかへ行こうとするのを止めていた仙蔵は爆発寸前だ。
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りっか(プロフ) - あいさん» お優しいお言葉ありがとうございます( ´:ω:` )昨日アニメを観ながら寝たら夢に兵庫水軍が出てきて超ハッピーになりまして少しスランプから抜け出せそうです(単純)ぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年2月12日 20時) (
レス) id: c181ad41b6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 無理しないでしないでくださいね (2022年2月11日 22時) (レス) @page11 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっか | 作成日時：2022年2月10日 14時
