160.愛ちゃん登場 ページ41
愛「あの…、大野先生」
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…大野、“ 先生 ” …？
って事は…この人もしかして学童にいたのかな……？
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智「ん？」
愛「…あのっ！連絡先、教えて貰えませんか…？」
「っ…⁉」
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な、なんでそうなる！？！？
どーゆー流れでそうなった…？！？！？
っ…てかホントにこの2人、どういう関係なの！！！
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智「え…っと…、それは……」
愛「また相談に乗ってほしい事があって…。
ダメ…ですか……？」
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なぁーにが『ダメ…ですか……？』っだ！！！
もう語尾にハート付いちゃってるよ！！！！
そんな上目遣いで！か弱そうな可愛い顔でっ！！
そんな事したら、絶対大野さん……
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智「…、わかった」
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っ、ほらぁ！！！言わんこっちゃない！！！！(泣)
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愛「やった♪ありがとうございます」
智「相談ならいつでも乗るからさ」
「……」
愛「はいっ！また連絡します！」
智「うん。じゃあ、そろそろ」
愛「あっ、…そうですね(笑)長々とごめんなさい…」
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残念そうにした愛ちゃんを見てたら、そんな愛ちゃんとまた目が合った。
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「っ…、」
愛「…Aちゃんも、またね？」
「、…あ、はい……」
愛「…じゃ、先生、さようなら」
智「うん。さようなら(笑)」
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昔の癖が抜けてない愛ちゃんの挨拶に、笑顔を向けた大野さん。
それに照れる愛ちゃん。
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そんな2人だけの空気感に、私のココロは相変わらず
モヤモヤと薄黒い雲が掛かっていた…。
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作者名：な り き | 作成日時：2017年10月16日 14時
