こおりタイプの引きこもり2

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A視点

いつもより地上が遠い...人が点に見える...僕は何度もこの景色を見ていた...なんで忘れてたんだろう...

「ちるる」

『...ありがとう...寒くないよ』

「そろそろ戻ろう?お兄さんが心配してるって!」

『そうだね...ありがとう』

「どーいたしまして!」

慣れてないはずの速度なのに...何故か体はついてく....あっという間に...ナッペ山山頂のジムチャレンジ前に...

「大丈夫でしたか!?」

「A!」

『...わぶ!?....グルーシャさん...大丈夫だよ...』

「ちる」

「...良かった...本当に無事で....」

「何故暴れたんでしょうね...」

前から抱きつかれて...暖かいなぁ...あれ?後ろも暖かい...グルーシャさんだけだもんね...あれ?今の僕大丈夫なの?」

「わたしもくっつく〜!」

「え!?ちょっと!なんで僕と瓜二つなの!?」

「わたしだってAの事だーいすきだもん!」

『...ラティアス...人にイタズラするなって散々言われてなかったか?あーあ...マーシャドーに怒られる〜』

「え!?A!いじめないでよ!」

ぽんっと元の姿に戻るもんだからくすくすと笑ってしまう...だって...その姿の方が僕は好きなんだもん....

「A...僕とジムバトルする?」

『....うん....僕の業火で燃やし尽くしてあげても良いんだよ?』

「楽しみだよ」

「原因分かりました....Aさんおそらくそのポケモンです....大人しい子なので怖がって暴れてしまったんだと思います...」

「わたしのせい!?ごめんね〜危ない目に合わせるわけじゃなかったの〜」

ラティアスを宥めながら....ボックスをいじる...ギャロップはそのまま...後は...ちょっとしたイタズラで...

「じゃあ...始めようか...今度はぼくが勝つよ」

『僕も...このフィールドを溶かし尽くすよ!』

「いけ!モスノウ!」

『シャンデラ!』

「モスノウ!ふぶき!」

「シャンデラ!かえんほうしゃ!」

モスノウにシャンデラへの打点はなく見事撃破...でもなるべく他の子にも出番をあげたいから交代...

「ツンベアー!」

『お願いね...ブースター!』

「ツンベアー!アクアジェット!」

『ブースターフレアドライブ!』

さすがに弱点を疲れてブースターは撃破された...よく頑張ってくれてありがとう....

「ツンベアー!まだまだいける?」

『...よし!まだまだ...!頑張れる!...オドリドリ!』

「ほのお単体なら....もう1回アクアジェット!」

『オドリドリ!ゴットバード!』

激しいバトルに人だかりができる...どうしよう...楽しい!

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