Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第47話〜着替え〜 ページ15

貴女「あぁ…そんなッ…」
ティキ「まさか姫美だったとはねぇ」
貴女「ッ…何処に行くのッ」
ティキ「ロードのところ」
貴女「嫌だ！皆のところに行かせて！」
ティキ「ダーメ♪ロードがお前に会いたがってるぞ、行こうぜ」
貴女「はぁっ！？」
〜着替え〜

そして…

ガチャッ…

ロード「ティッキー！お姫様連れて来たぁ？」

ティキ「おうよ、ほら」

貴女「離してッ！」

ロード「わぁ！可愛い子〜！うんうん、サクラ〜お着替えしよー？」

貴女「嫌だ！」

ロード「エクソシストが最上階まで多分来ると思うから、その時会わせてあげるねぇ♪だからぁお着替えして待ってよぉよ♪」

貴女「ッ…」

ロード「ティッキーは出てって」

ティキ「ハイハイ…」

ガチャッ…パタンッ…

ロード「どれがいっかな〜」

ロードは自分が着替えるかのように、楽しそうに選んでいる。

貴女「…灰色の鍵って何なの？」

ピタリッとロードが動きを止めた

ロード「…白と黒…どちらにも染まらない存在…それが灰色の鍵の灰色ってことぉ…鍵は、ハートと同じ意味。ハートは誰かわかんないけどぉ、おそらくサクラがハートかもねぇ〜」

貴女「！？」

ロード「これにしよっかぁ〜♪」

貴女「え･･･」

それは黒のゴスロリドレスでふんわりしたスカートにレースがついていて、袖の部分がリナリーの団服(エシ戦の)に形が似ていてそこにもレースが付いていた。真ん中に赤いリボンがあるのがポイントで、結構派手なドレスだった…

貴女「これ着るの…！？嫌だよ…！」

ロード「サクラなら絶対似合うよぉ」

貴女「イヤアア！」

ロードに強制的に着替えさせられたサクラだった…

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