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カフェ ページ30

赤塚病院の隣には小さなカフェがある。

スタバアほど凄くは無いけれど、店員さんもフレンドリーだし、何より価格が安いのにすんごくおいしい。

とくにカフェオレは絶品で若い人だけでなく、年配者にも人気がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と、トド松先生に教えてもらった。

私たちはカフェオレを頼むと、店の一番隅っこの二人がけの席に座った。

「ええと、改めまして、久しぶり。A」

にこっと花のような笑顔でレイカは笑った。

「小学生以来だね。久しぶり」

「もー。お母さん伝いに連絡来たと思ったら入院って聞いてびっくりしちゃった」

「それなんだけど、なんでお母さんはレイカのお母さんの連絡先知ってたの?」

「ええ!あんた知らないの?」

「なにが?」

「あんたのとこの母親と私のお母さんってメル友なのよ」

「まじか。でもそれよりも、レイカがアイドルやってるってほうがびっくりよ」

「ぶっっ!!!!!!」

彼女は盛大に唾を飛ばすと、顔をりんごの様に真っ赤に染めた。

「きったな」

「なななななななななんで知ってんのよ!!!!!」

うおお、すごい動揺してる。

「なんでってそれは・・・」

「あっれー?Aちゃん」

「ほんとだー」

現れたのはトド松先生と十四松先生。

「ヒイッ!」

隣で小さく悲鳴を上げかけたレイカ。

「君がレイカちゃん?」

「僕らも一緒にいいかな?」

「い、いえ!!!もう帰りますのでッ!!!それじゃッッ!!!!!!!!」

彼女はダンッとテーブルにメモを置くと、逃げるように走り去ってしまった。

はええええ・・・・・・・。

そこにちょうど私とレイカが頼んだカフェオレが運ばれてきた。

「これ、どうしろと・・・・・・・」

私とトド松先生、十四松先生はしばらくその場で唖然としてしまった。









※カフェオレは後で作者がおいしくいただきました。

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砂糖(プロフ) - あかねさん» ご協力ありがとうございます(*´ω`*) (2017年9月18日 11時) (レス) id: ba0b7b929a (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 全部見たいです!! (2017年9月17日 20時) (レス) id: e21103d28d (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - ももいろーずさん» おっけーですよ!ご協力ありがとうございます!(´∀`*) (2017年8月29日 17時) (レス) id: ba0b7b929a (このIDを非表示/違反報告)
ももいろーず - ここでも良かったんですよね??いいます全部みたいですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!! (2017年8月29日 16時) (レス) id: ca59195b00 (このIDを非表示/違反報告)
松野まな松(プロフ) - ヤバイ面白いいいいい!!!!!!!もうあなたは神様ですか!?なんでこんなに文才があるんだぁぁぁ!!!!!!!少しでも分けてくださいよ…(T^T) (2017年8月15日 14時) (レス) id: 4f26165132 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:砂糖 | 作成日時:2016年9月28日 13時

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