[黒バス]もう二度とあの悲劇をくりかえさない[キセキ、相棒組＋α嫌、われ]

十九話 ページ21

黒子side

僕は今までのことをすべてAさんに話した

Aさんは黙って僕の話を聞いてくれた

黒｢初めは靴を隠されたりとあまり酷くはありませんでした でも、どんどんエスカレートしていって…｣

貴｢それで、暴力まで振られるようになったのね｣

僕は黙って頷いた

あぁ、僕はなんて情けないんだろう…

大切な人を守れずあの子も助けれないなんて…

むしろ僕のほうが助けられてばかりで…

自分が嫌になりそうです…

黒｢僕があの時、警戒していたらこんなことには…先輩も火神君も傷つくことなんて無かったんです｣
僕の頬をつたう雫が流れた

本当に僕は弱い…

何一ついいところなんてないじゃないか

黒｢すみません 僕のせいで貴方まで巻き込んでしまって…嫌なことまで思い出させてしまって…すみません 本当にすみません…僕が弱いから…｣

ただ、ひたすらに謝るしかなかった

きっと、こんな僕なんてAさんは嫌になるんでしょう

するとAさんの手がのびてきてｷﾞｭｯと抱きしめた

貴｢さっきも言ったでしょ 謝らないでって それから、テツヤは弱くない 十分強いよ よく耐えれたね｣

やめてください…

そんなこと言われたら、溢れてきた涙が止まらなくなるじゃないですか

なんで優しくするんですか

貴｢もう、我慢なんてしなくていいよ 泣きたいときには、私がいるから…｣

そう言われた瞬間、僕のなかにあるものがプツンと切れた

僕はAさんを抱きしめてAの首に顔をうめた

黒｢すみません…少しこのままでいさせてください…｣

そう言って、静かに泣いた

そして僕は決めた

もう泣かない

火神君達やAさんを守ると…

そして、いつかは皆で笑って過ごせる未来を作ると…


〜〜〜〜〜〜
えっと、私がいない間に、最高２７位!!

皆さん本当にありがとうございます(*^ー^)ノ♪

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