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『ふぅ…さっぱりした』
私がお風呂に入ってる間に健ちゃん達は来なかったようだ。
良かった。バスタオル巻いて出て行かなきゃ行けないところだったよ…
そう思いながら、リビングにあるソファーに座り髪を拭く。
私の家から学校までは40分程度は普通にかかる。
『電車の時間調べたけど…今の時間帯で乗れるとしたら43分か52分か…』
電車の時刻を調べられるアプリを開き時刻表を確認する。
すると、呟いた時間の電車があった。
健ちゃんの事だから多分、52分に乗るつもりだろう。
そう思い、まだ時間ありそうだからと考え自分の部屋に戻りベッドの上でごろごろすることに決めた
最寄りの駅に付くのが、20分頃だとすると…。私の家に着くのは25分から30分頃か
そんな事をスマホの画面を見ながら考える。
ガチャ…自分の部屋のドアを開けベッドに横になる
健ちゃんにL〇NEを入れる。
A健ちゃん、家に着く時間教えてね?お母さんとかにも言わなきゃだし
送信完了。
既読が付くのはまだ先だろうと思って、画面を暗くして枕元に置き、目を閉じた時…
ピロンッと、鳴るスマホ。画面が明るくなってるから内容を確認すると、「7時半頃には着く」とあった
だから、まだ仕事が終わってないかな?と思いながらもお母さんにL〇INを送る。
A今日、青道野球部の人がお見舞いに来てくれるって。勿論、その中に健ちゃんも居るよ
健ちゃんは私のお母さんのお気に入り。お正月の時、健ちゃんが家に帰って来たら私の家に招いてお節を食べる。
その時には、健ちゃんのご両親も一緒だ。
だから、健ちゃんが帰ってきた時のわたしの家は賑やかだ
7時半まで後、20分程度…。一眠り出来るかな?そんな事を考えながら短い眠りに私はついた…
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作者名:希望(夕美) | 作成日時:2016年12月2日 22時