*夢主ちゃんが風邪をひいた ページ39
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『ゲホッ…ケホッ…』
はい、私麻川Aは風邪をひいてしまいました。
学校には既にお母さんが連絡をしてくれているが…
母「A、お母さん仕事に行くけど…何か欲しい物とかある?買ってくるよ?」
『また、その時にL○NEで連絡するよ…』
ドア越しでの会話。
私がそう言うと、そう?と聞き返してきた。
大人しく寝てるのよ、と言い残して仕事に向かった。
私の母の仕事は保育士だ。プラス栄養士の資格も持っているから給食のメニューも考えているらしい
父は車の部品会社で働いている
今週は朝からの勤務らしく朝早くから出て行った
『あー…今日1日、暇だな…。あ、貴子先輩達に連絡入れとかないと…』
平日とは言え、部活はある。
熱のせいで重たく感じる体に鞭を打ち携帯が置いてある机の方へと歩く
…あ、もう朝練が始まってる時間帯だ…。
と、言う事は母はいつもより30分程遅く家を出た事になる。
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
ふと、健ちゃんにもおしえておこうと思い健ちゃんにも風邪で休んだことを送った。
A健ちゃん、風邪引いちゃって休むからマネージャー業手伝えそうなのあったら手伝って欲しいな
上から過ぎたかな…?
と考えたが健ちゃんなら理解してくれるかな?と思って携帯を持ったままベッドへ戻る
もしかしたら幸子たちから連絡が入るかもしれないから
枕元に携帯を置き布団に潜る。
寒いな、と思いながら目を閉じた…。
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作者名:希望(夕美) | 作成日時:2016年12月2日 22時