44話なのだよ[氷室] ページ45
ビー
テツヤ君のシュートを起点に
勢いをつけ始めてきた誠凛。
何より、あの陽泉から17点も取って第2Qを終われたと言うことは、
客観的に見ても凄いことだろう。
けど、誠凛に余裕はない。
向こうが何をしてくるのか、まだ読めないことだらけなのだ。
後半、第3Qが始まる。
テツヤ君はミスディレクションの効果切れを防ぐため
水戸部先輩と交代した。
今、誠凛が勝つために必要なことがいくつかある
その1つが、
シューターの氷室さんを止めること。
DFの強さが目立つ陽泉で一際多く点を決めているのが彼だ。
その彼とのマッチアップは、火神。
なのだが…
まるで氷の上を滑るかのように
なめらかな動きでシュートをした氷室さん。
その終始淀みのない洗練されたプレーに、
会場中が虜となる。
パッ
気付けば、ボールは既にゴールをくぐっていた。
「きっ…きまっったーーー!!」
「鮮やかすぎて見とれちまった!」
氷室「っらぁ!!」
火神「…相変わらずだぜ」
A「…」
やっぱ、割り切れてねえな。アイツ
A「監督…」
その後、氷室さんがストバスの時に見せてくれた、
テツヤ君とは違う形でDFの手をすり抜けているであろう「陽炎のシュート(ミラージュシュート)」が決まる。
氷室「オレとお前は今や敵同士だ。もっと殺す気で来いよ」
火神「っ…」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年8月30日 18時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
三井 聖夢(プロフ) - オリジナルフラグを外した方が良いですよ (2015年4月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 6973885afd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura
作成日時:2015年4月24日 23時