検索窓
今日:7 hit、昨日:26 hit、合計:18,325 hit

13話なのだよ[シュート] ページ14

試合開始前。

入場した誠凛は、観客から大きな声援で迎えられた。

しかし、それはすぐに更に大きな声援により掻き消される。


桐皇への声援だ。




日向「すっげー、さすが I・H準優勝校…」

A「そうですねー」


それでも、誠凛はだれひとり動じていない。

数日振りの先輩達は、なんだか頼もしい。


コートの中に各チームのスターティングメンバーが集まる。

火神は青峰と少し言葉をかわしている。


A「・・!」

・・一番目を合わせたくなかったヒトと目が合ってしまった。


今吉「今日は自分、スタートから出るんやな
まあ、お手柔らかに頼むわ」

A「さあ、それはどうでしょうかね」

合ってしまったものは仕方ないと、返事をするついでに見つめ返した。

今吉「(・・随分と好戦的な目やな)」





そして、センターラインに沿って整列する。

『それではこれより、
誠凛高校対桐皇学園高校の試合を始めます』


「「よろしくお願いします!!」」


A「…伊月先輩」

伊月「?」




ビッ


ボールは誠凛から。


木吉先輩がはじいたボールを取った伊月先輩

から、バックパスを受け取る。



A「フゥ・・・シュッ」(シュッ






「...」









パッ


静かな空間の中、ボールがネットと擦れる音が小さく鳴る。



「「「おおおおーーー!!」」」


そしてすぐに、会場中が騒がしくなる。


「開始早々に決めやがった!」


「普通そんな初っ端から3Pうつかー!?」


「しかもアイツのさっきのシュート・・」


黄瀬「!(あれは緑間っちと同じ)」


緑間「!」


今吉「コートの端から端への超長距離シュート、自分、出来たんやな」

そう。

ボクが今決めたシュートは、真太郎と同じ

自陣のゴール下近くから放つ、超長距離シュート。


予想もつかないシュートに

桐皇の選手は皆、ボクのことを目を見開いて見ている。

A「(クスッ・・・初っ端強襲かける誠凛を抑えて
ついでに先取点を取って力の差を見せつけるつもりでした?」

いたずらっ子な笑みを浮かべて、今目が合った今吉サンをジッと見つめる


A「すみません。先に、取っちゃいました」

今吉「コイツ・・」





−−−−−−−−−−
作者はマンガで出てきたルールくらいしか知りません。

いや、それダメよー
っていう箇所があったら教えて下さい。
お願いします。

14話なのだよ[鬼門]→←12話なのだよ [縁起]



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
設定タグ: , 黒子のバスケ , 緑間
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年8月30日 18時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
三井 聖夢(プロフ) - オリジナルフラグを外した方が良いですよ (2015年4月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 6973885afd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura  
作成日時:2015年4月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。