青峰の妹が変な知識持ってる件について【黄瀬】

何してんだろオレ。 ページ5

【どうだったとかしらねっス。オレは別に】


そっけなく返す。


、と今度は電話が。


黄瀬「もー…誰からっスか…」


【青峰っち】


シカトしようかな


本気でそう思ったが、そのせいで今日1on1してくれなくなっても困る。


黒子っちはもう読書に戻っていた。


「もしもーし」


『別にってなんだよ。オレがプロデュースしてんだぞ。キたろ』


オレより青峰っちの方が女の子のこと知ってる風なこといわれて、オレは少しカチンときた。


これは、モデルとしてのプライドが許さない。


「全然？つかもう切っていいっスか」


『はあ？なんでだよ。…じゃあ勝負しようぜ』


切ろうと思ったが、『勝負』というのを聞いてその手を止めた。


バスケでは勝ったことがない


でも女の子関係なら少なくとも青峰っちには勝てるはず。


「いいっスよ」


勝負の内容はこれだった。


『Aは絶対お前をおとすからな』


「じゃあオレはAちゃんを先におとす」


ブチッと電話を切り、もう一度後ろに向く。


黄瀬「黒子っち!」


黒子「？何ですか？」


黄瀬「オレが青峰っちに勝つ所ちゃんと見てて!」


はいはいと彼は呟きまた読書に戻った。


「二人とも本当に救いようのないバカですね」


…聞こえなかったことにしよう。

訪問者→←全然そんな感じではなく。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す