【黒子のバスケ】全寮制男子校に幼馴染み探しに来た俺…。【男主】

征十郎の彼氏 ページ26

A「征十郎にキスマークつけたの誰？」


赤司「そっ、それは……。
Aに言う必要は、ないだろっ！」

今の征十郎は怒ってても全然怖くない。


A「言わないなら、皆に征十郎の首筋にキスマークがあったって言い振らすけど〜。」

赤司「やっ、辞めろっ！」

A「なら言おう。
大丈夫。俺、聞いたら回りに言いふらさないから。」

赤司「………。」


黙りこむ征十郎。


そして、


赤司「……、ぁ先輩っ……。」


A「なんて？？」

小さすぎて聞こえなかった。


赤司「なっ、何回も言わせるなっ！」

顔真っ赤にして怒ってる征十郎…。


A「ごめん。ほんとに聞こえなかったんだって。」


赤司「先輩……。虹村修造先輩っ！」

半ばやけで叫ぶ感じになった征十郎。


でも、

A「ごめん。誰？」

転校してきたばっかだからわかんねー。


赤司「Aは知らないのか…。

虹村先輩は…、優しくて、便りがいがあって、かっこよくて、それでそれで色々うまくて……。」


征十郎が可愛い。

恋するとこうなるのか…？


赤司「あっ、で抱かれたいランキング3位で、前生徒会長だ。」

A「へぇ〜。」


征十郎が惚れて、3位で前生徒会長なら相当凄い人なんだろうなと思った。


そう言えば、



A「じゃあ、何で食堂とかで俺へのスキンシップが多いの？」

赤司「あぁ。それか。」


征十郎が申し訳無さそうな顔をする。


赤司「虹村先輩と付き合ってるのは、隠しているから、調度季節外れの転校生が来たからカモフラージュにしようと思ってね。先輩も良いって言ったし。」


A「………。むっちゃ良い迷惑なんですけど。」

赤司「すまないね。」


全然悪く思ってない顔で言われても…。



A「征十郎…、これ以上俺に人前で堂々とスキンシップしてきたら征十郎の秘密バラすから。」




これくらい言う権利はあると思う。

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