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対面 ページ7

「じゃじゃん、こちらがお兄ちゃんで〜す!笠松幸男っていうの!!」


なんとなくテンション高めでみんなに紹介してみる。




笠「…??お、おす…?」


いきなり、ほとんど背丈の変わらない(というか、ほぼ皆お兄ちゃんより大きい)中学生たちに囲まれ、フルネームで紹介され、大いに戸惑うお兄ちゃん。




黄「へぇ〜〜Aっちのお兄ちゃんってこんな感じなんスね!俺、黄瀬涼太ッス!よろしくッス!!」


シャラッ☆という効果音がつきそうな感じで涼太が軽く握手を求める。



お兄ちゃんは明らかに眉根を寄せながらも、取り敢えず握手を受けた。



お兄ちゃん、涼太みたいなタイプ苦手そうだもんなぁ…。



赤「初めまして、僕達はAさんの部活仲間です。いつもAさんにはお世話になっています。遅い時間まで連れ回してしまってすみませんでした」



征十郎くんは折り目正しく頭を下げた。



お兄ちゃんはさっきとは打って変わって寛容な態度を示した。



笠「いや、こちらこそ。いつも面倒みてくれてありがとうな」




どうやら征十郎くんの好感度は爆上げらしい。
涼太の挨拶のあとだから、余計にかな。



笠「んじゃ、帰るぞA」


「はあい!皆今日はありがとう!またね〜〜」


赤緑紫青黄黒桃「またね/じゃあな/ばいば〜い/おー/気をつけて帰ってッス!/さようなら/また明日ね!」



七者七様の挨拶を受けて、お兄ちゃんと2人帰路につく。



笠「……あいつらがキセキの世代、か?」


「そうだよ。気になった子、いた?」


お兄ちゃんはしばし考えこんでいたけど、ぽつりと言った。





笠「全員、なかなか手応えありそうだった。あと、黄瀬ってやつちょっとシバきたくなった」


その答えに、ぷふっと吹き出してしまった。

でも、なんかお兄ちゃんと涼太って案外仲良くなれそうな気がするのは私だけかな。









____この2人が後に同じユニフォームで戦うことになるのは、もう少し先のお話。



***

お弁当→←お兄ちゃん



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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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フラン - 更新楽しみにしています。頑張ってください (2019年2月26日 20時) (レス) id: a7e74e025e (このIDを非表示/違反報告)
水希 - マリイさん» マリイさん、怖いですよ・・・ (2018年5月24日 23時) (レス) id: 3c8893256c (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 井下さん» 灰崎居ないキセキは嫌いキセキは灰崎虐めてる(灰崎はミリイの息子) (2018年5月24日 19時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
井下(プロフ) - 赤司 ひなたさん» ありがとうございます!励みになります(^-^) そろそろ物語も佳境に差し掛かっていますが、最後まで楽しんで読んで頂けたら嬉しいです! (2018年5月23日 22時) (レス) id: 40a665b62a (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 八色キセキの小説も書いて欲しいです リクの事後はボードに書いてます (2018年5月23日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:井下 | 作成日時:2018年4月1日 10時

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