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寄り道 ページ3

***

「もう、ほんとに心配したんだからね!」



中学校近くのコンビニ。もう寄り道の定番になってしまった場所だ。



「変なところ痛めちゃったらどうするの!…征十郎くんも、止めてよ!!」



赤「あぁ、すまない。面白くて、ついね」



特に反省した様子もなく、梨味のゴリゴリ君を口に運ぶ征十郎くん。


青「いーじゃんちょっとぐらい。痛めてもAが湿布貼ってくれればいーだろ?」


黄「Aっちに手当てして貰えたらすぐ治っちゃうッスよ!…まぁ、青峰っちは手加減なさすぎッスけどね……てか、全員分の奢りって結構キツいんだけど………」


プロレス敗者になり、奢りを課せられた涼太が嘆く。
こちらも反省した様子はない。


「全くもう…」


黒「あの、どうして僕は混ぜてもらえなかったんでしょうか」



テツヤくんが少しすねたような顔で言った。
彼は定番のソーダ味を頬張っている。


桃「そうだよ、テツくんだけ仲間はずれにしちゃかわいそうだよ!」


さつきがテツヤくんを援護する。




青「あのなぁ、テツが俺らとまともにプロレスなんかできると思うか?」
桃「できない」



即答かよ、と心中で突っ込む。




まあ確かに、170オーバーの男達に混じってテツヤくんがプロレスは……いじめに見えるかも。テツヤくん、ごめん。




黒「僕だってプロレスぐらいできます……多分」



赤「なら、今度は僕が相手をしてあげようか」
黒「ありがとうございます。丁重にお断りします」



黄「即答!?しかも文脈、変ッスよ!」


涼太の鋭いツッコミに、皆が笑った。

駄犬→←プロレス



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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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フラン - 更新楽しみにしています。頑張ってください (2019年2月26日 20時) (レス) id: a7e74e025e (このIDを非表示/違反報告)
水希 - マリイさん» マリイさん、怖いですよ・・・ (2018年5月24日 23時) (レス) id: 3c8893256c (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 井下さん» 灰崎居ないキセキは嫌いキセキは灰崎虐めてる(灰崎はミリイの息子) (2018年5月24日 19時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
井下(プロフ) - 赤司 ひなたさん» ありがとうございます!励みになります(^-^) そろそろ物語も佳境に差し掛かっていますが、最後まで楽しんで読んで頂けたら嬉しいです! (2018年5月23日 22時) (レス) id: 40a665b62a (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 八色キセキの小説も書いて欲しいです リクの事後はボードに書いてます (2018年5月23日 19時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:井下 | 作成日時:2018年4月1日 10時

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