体術 ページ25
「では、そちらからどうぞ」
微笑みながら相手を挑発する。
対するモルジアナは大人しく頷くと、地面を思い切り蹴って間を詰めてきた。
そして右足を振り上げると、こちらに向かって思い切り下ろす。
腕をクロスさせ防御をとったが、見事に左腕の骨が砕けた。
流石ファナリス。
常人とは比べ物にならない。
しかし、だからといってどうって言う事はない。
折れてない右手でモルジアナの足首を掴み、投げる。
遠くにふっ飛ばされて床に倒れこんでいるモルジアナの直線上に立ち、10mほど先にいる彼女を目掛けて、足を振り下ろす。
それは何かの液体のようにも見えた。
ありえない程、足をしならせて。
ありえない程の威力を。
足が地面に触れた時の爆発音は半端ではなかった。
粉々。
広かったこの場所はもう使えそうにない。
モルジアナの体はズタズタだろう。
「はい。終わり。」
そういうと、すぐにモルジアナのところに行き、治癒魔法をかける。
ついでに自分にも。
左腕が回復したことを確認すると、グチャグチャになったこの場所も元通りに戻す。
アラジンとアリババはそんな光景をただ呆然と眺めていた。
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夕黄 - 一話からずっつと読みました。とてもなけました。また作品を作ってください (2017年12月11日 19時) (
レス) id: 81431dc03d (このIDを非表示/違反報告)
rain - 面白かったです！これからも更新頑張って下さい！無理はしないでくださいね！ (2016年4月12日 17時) (レス) id: 6793ed2170 (このIDを非表示/違反報告)
エネ - 早く続きが見たいです。 (2016年4月10日 10時) (レス) id: dc9c94dfda (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - おもしろいです！更新頑張ってください (2016年3月5日 20時) (レス) id: 7df81c3a51 (このIDを非表示/違反報告)
akua(プロフ) - 紅妃さん» すみません打ち間違えです（汗）正確には午後6時です！教えていただきありがとうございます！ (2015年5月16日 19時) (レス) id: 08055b1de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akua | 作成日時：2015年4月20日 22時
