シンドバッドの妹は自由人でチートキャラ！！

努力をした天才。 ページ43

ムー「…」

肩で息をするムー。

「…疲れた。」

俺は余裕な顔をしてムーのこめかみに当てた足を下ろした。

激戦が続いたのち、ムーの膝は俺の拳により、砕け…。

「こんなもんか、ファナリス…。」

ミュロン「っ‼︎お前‼︎「弱い。」⁉︎」

「弱いよ、あんたら。」

俺は地面を蹴り、嘲笑う。

「なんでかわかる？知りたい？知りたい？それはね…

俺が強いからだよ。」

ムー「…っ」

「俺は強い‼︎お前らなんかより体術も出来るし、魔法も使える。最強じゃん！」

あははははは。馬鹿なんだよ皆！

そうだよ、俺は強い‼︎

凡人とは違う‼︎

血の滲むような努力をした天才だ。

「俺は努力をした天才なんだ。だから…お前らとは違うんだよ‼︎…あぁ、無駄話してしまった。」

こんな話するんじゃなかった…。

「ティトス…お前はまだまだ努力出来る天才だ。」

ティトス「…紅歌…。」

「生きよう。お前は一人じゃないんだ。」

アラジン「その通りさ。」

「アラジン。」

ティトスを支える。

「ティトス‼︎一緒にまだまだ見てない色んなものを見ようぜ‼︎なぁ‼︎」

アラジン「そうだね！また一緒に！」

ティトス「…ありがとう……。」

俺は杖を振るった。

「んじゃ…暴れるぜ⁉︎」

まだまだ戦争は終わらない。

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