【テニプリ】最強ガールが出会ったのは５

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はあ、ここはなんだかホッとするな(ある意味)




「32式っ波動球ーっ！」

「いっやぁ〜ん♡弾け飛んでまう〜！！」

「あぁー、エクスタシィ〜！」




ドリンクを運んで歩いてたら、遠目からでも聞こえるこの声
正直、四天宝寺の人達のテニスは結構好きだったりする





光「よ、おつかれさん」

『ひかるー、あ…』



そんな事を考えてもうすぐコートだって所で光が横から現れてパッとドリンクの入ったカゴを取った




『いいよ光、私持つし』

光「ええから、今丁度腕筋強化中やねん」



え、なにそれ珍しい
ランニング位しか自主トレはしないくせに




光「それより、言うたんか？あの事」

『ああ、うん。さっきね』

光「ほうか」



罪悪感が全く無いわけじゃないけど、やっぱ素直に話したからかスッキリした

そう言うと、光は、やろ？と得意げに言った







一通りの作業が終わって立海へと足を運ぶ




赤「おーい！A〜！」

『よっ』



コートに着くと一番に反応して走ってきてくれる赤也

それが凄く嬉しくて、私の顔はきっと凄くゆるんだと思う




赤「どーよ、仕事はひと段落ついたか？」

『うん、とりあえずは
赤也は次…ジャッカル先輩と？』

赤「おう！俺もまだへばってられねーからな」

『クスッ、頑張って
あと、グリップ予備出しといたから適当なタイミングで張替えな』

赤「サンキュー！」




マネージャーと選手の会話
けど、今日は少し違う
いつもは真面目に話すけど、今日だけはにこにこと笑顔が多い




『(今日だけは、少しわがままになりたい気分なんだ)』



まあ、それでも本当にわがままは言わないけど



赤也の様子の変化に一番に気付いたって事とか
赤也の次やろうと考えてる事私も考えた事とか

ちょっとだけ、自慢げになってもいいよね…？




ご機嫌にコートへ入る赤也を見送って何かやる事は無いかと、今度は幸村の方へAは向かっていった



幸「やあ真宏、悪いんだけど仁王探してきてくれないかな？」

『あー…ｗ』




早速もらった
そう言えば１人足りなかった。



幸「ふふ、今年の残暑は厳しいからね^^」



残暑と言うより、暦はもう秋になる手前
それでも温暖化でまだまだ暑いこの気温、仁王先輩はまたフラフラとサボりに行ってしまったようだ



『行ってきまーす』






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