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「えっと…真宏、くん…?」





無駄に火照った顔を少しでも冷まそうと壁に寄りかかってドリンクを飲んでいたら南ちゃんが来た


振り向くと、なぜか彼女の顔も真っ赤だ





『あははっ、なんかごめん…こんな格好で』

南「ううん!すっごい綺麗だよ!?
けどなんか…ごめん!スーツかななんて思ってた!」



うん、わたしも出来ればそっちの方がよかったかな


照れながら俯く彼女は薄いピンクと白のミニ丈ドレス
かわいいとはまさにこう言う事なのだろう



『あはは、じゃあ今度はスーツにしてもらうよ』

南「あ、ううん!そう言うんじゃなくて…!
…真宏君、話しやすいから聞いてもらおうかな」



消極的な笑顔に頬の赤みが増す



『ん?うん、私でよければ…何かな?』



そう言うと彼女は嬉しそうな顔で同じ様に壁に寄りかかった




南「ありがとう!
早速なんだけど…赤也君てどう言う子が好みか…知ってる?」

『赤也?んー…』




そう言えばアイツ私のどこが好きになったんだ??


『…ごめん、わからないや』



うん、数秒頭を回転させてみたがやはりわからない



南「そう…じゃあ服の好みとかは?」



あ、それならわかる、多分。



『服か…
それなら、白いワンピース、なんていうかお嬢様みたいな…
今の南ちゃんの服っぽいのかな』



プレゼントしてもらったのもこんな感じだ
ドレスとは違って私服用だけど

試着の時、赤也は一番いい反応だった気もするし




南「そっか、こう言うのが…」

ふふっと笑いながら南はワンピースの裾をふわふわと揺らす

鈍感なAは彼女の質問や言葉の意味を未だ理解していない





南「ふふ、真宏君には言っちゃおうかな」

『 ? 』



南「私ね、赤也君のこと…







“_______…”」









え?




南「久しぶりの再会で、すぐってのも変だけど…
初恋だからかな…?えへへ

みっ、みんなには内緒だよ?」




そう言うと南は顔を真っ赤にして去っていった







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202→←番外編*



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yue.(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます!全然気づきませんでした!w (2016年12月27日 0時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
- 4の方最強ガールじゃ無くて最近ガールになってますよー (2016年12月27日 0時) (レス) id: b5991fbf2b (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - 笑笑ありがとうございます (2016年12月12日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - SAKUYAさん» 昨日、同じかなぁ…と思いました!作品と作者名は結構覚えてるので!固定了解しました!しっかり覚えておきますね! (2016年12月12日 17時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - そうなんですか!!有難うございます!!あと、ゆえさんの作品によくコメントさせていただいてるんですけど、仁王サクヤとjokerって私なんですよ、笑。名前変え過ぎで…もう変えませんけどね!! (2016年12月12日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆえ | 作成日時:2016年11月23日 15時

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