【テニプリ】最強ガールが出会ったのは５

番外編＊ ページ28

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机に突っ伏してる赤也の周りに次々と置かれるカラフルな箱達

それぞれが用意した丁寧なラッピングの箱は全部で８つ



幸「ふふ、全然気づかないや」

丸「ほーんと１度寝ると起きねーよなぁ」

仁「ピヨ、落書きでもしちゃるかのう？」

比「仁王くん！いけません
やるのならこの真田君が書いた紙にしなさい」

柳「そうだな、これだけではなんだか味気ない
赤いマーカーで彩をつけるのもいいだろう」

真「な！俺の書を！？」





ヒソヒソと聞こえる話し声
真田の書いた書に落書きを始める仁王にそれに乗っかってブン太も一緒に書き始める



ジ「なあ、そろそろ起こさねぇか？」

幸「あ、待って
せっかくだから寝ている所も写真撮っておこうよ」

『そうだね、セルフ設定するね』

柳「真宏が用意したカメラは性能がいいな
あの写真で確認はしていたが、ここまでとはな」

『まあ、母親がまた突拍子に買ったんスけどね』

比「それにしても真宏さんはお母様似なんですね、お父様もお若くて現役の頃と変わってないですね」

仁「おお、アレは激似じゃったな
赤也が間違えるのもわからなくはないの」




『さーて、撮りますよー』

丸「お、準備オーケーだぜい？
シャッターは任せろい！しっかり押すぜ！ジャッカルが！」

ジ「俺かよ！？つかセルフだよ！」

赤「ん、…なんすか？」

『あ、起きた』

赤「え！？A！？に、先輩！？
え？え？なんスか、これ！？」

『はーい撮るよー３.２...』





カシャッ────





写真に写ったのは困惑する赤也を囲んだテニスのメンバー
机の上にはプレゼント


赤也の頭の上には落書きされた真田の達筆な書



“祝、切原赤也誕生日”




Aは赤也を祝う為に、色々と試行錯誤をしていたのだ



こうして人の誕生日を祝うのは生まれて初めて



新鮮で、そして困惑
だから他のメンバーと話し合って決めた



ありがと、赤也
こうして誕生日を祝うなんて機会をくれて



ごめんね、驚かせたかな？


今日は一緒に帰ろうね。


口に出すのは恥ずかしいけど


言いたいことがあるから





だいすきって＿＿＿＿...




＿＿＿＿＿＿



ずっとやりたかった
赤也のバースデー話



短めに短めにとまとめたらなんか中途半端…？




けど、書きたかったので良しとします←



次回から本編へと戻ります
引き続き、よろしくお願いします( .. )




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