ピアノと末っ子 ページ3
音楽室に近づくにつれ微かにピアノの音が聞こえてきた。
♪〜♪♪〜♪
光「ピアノの音がするんだぜ？」
桃李「わぁ〜きれいな音だね〜♪」
宙「Huhu〜♪なんだかいつまで聞いていたくなる音ですね〜」
忍「あの音楽室からでこざるね」
桃李「誰が弾いてるんだろうね」
ゆうた「ちょっと入ってみようよ！」
ガラガラッ……
桃李「誰もいない…」
忍「まさかおばけでござるか…」
司「そ、そんなはずはないでしょう！きっと何かの勘違いです！」
宙「HiHi〜♪おばけじゃなくて女の子ですね〜♪」
光「宙ちゃんおばけが見えるのか〜？」
宙「ちがいます〜！カーテンの所に怖がっている色が見えるんです！」
桃李「ねえ！そこのカーテンのところに足があるよ？」
光「ちょっとめくってみるんだぜ〜」
光がカーテンを開くとそこには少女がいた。
しばらくの沈黙の後、少女は逃げるように走り出した…
「んにゃ！」
光「どこにいくんだぜ〜？」
はずだった。
宙「HaHa〜♪宙は綺麗な紅色の君の事がしりたいです！」
光「君が噂の人なんだな？？」
光によって担がれたのである。
司「ちょ！ladyにそのような手荒な真似はいけませんよ！」
光「わかったんだぜ！降ろすから暴れないでほしいんだぜ！」
急に担がれた少女はビックリして手足をばたつかせていた。光から解放されると一目散に逃げた。
桃李「逃げちゃった……」
ゆうた「でも本当に女の子がいたね…」
宙「あの子が朔間Aちゃんなんだな〜」
光「とっても元気だったんだぜ！」
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たんぽぽ - 面白かったです！ (5月7日 15時) (
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作者名：杏 | 作成日時：2023年1月3日 19時
