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一見に如かず。 二段 ページ47

side 尾浜勘右衛門

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三郎と分かれて三年長屋を目指す。

が、その途中…



















庄左ヱ門「あ、尾浜勘右衛門先輩! こんなところで何をされてるんですか?」


尾浜「庄左ヱ門? ってことは文は彦四郎が届けてくれてるんだな」


庄左ヱ門「彦四郎がどうかしたんですか?」


尾浜「あ、いや、こっちの話。それより明日文化祭をすることになったから、庄左ヱ門は先生達に伝えてくれ」


庄左ヱ門「わかりました!」
















途中であった庄左ヱ門


明日文化祭と聞いて驚いた表情をするが、

直ぐに真剣な表情になる。


そのまま早歩きで俺から離れていった。





彦四郎、一人で大丈夫かな…







その後、俺は三年生から一年生までを周り

明日文化祭である事を伝えた。




皆はそれぞれ慌てた様子で

各委員会の所へ向かった。


















尾浜「これで下級生には殆ど伝わっただろう。三郎と合流するか」












俺は六年長屋を目指した。

が、着いてみると…















文次郎「その出し物は会計委員会だ!」


小平太「いや! 体育委員会で出す!」


仙蔵「スペースはこのくらいか」


長次「図書委員会はこの辺りで出す」


留三郎「俺達はこの辺りだな。伊作はどうする?」


伊作「僕はこの辺で薬草を売ろうかと!」
















既に六年生達が

出し物や場所の陣取りをしていた。



さすが上級生は違うな…

行動力がある…
















尾浜「三郎、一年生から三年生にも伝えてきたよ。にしてもさすが六年生…。準備が早いな…」


鉢屋「いや、違うんだ…」


尾浜「ん? 何が?」


鉢屋「俺が来たときには既にこんな感じだった…」














三郎を見つけて声をかける。



話を聞くと文化祭と伝える前に六年生は

文化祭の事を知っていた…




その辺もさすがです…

六年生…













尾浜「あれ? A先輩は?」


鉢屋「そういえば居ないな…」


留三郎「Aなら、さっき外出したぞ。なんでも学園長先生に使いを頼まれたとかで」


尾浜「え…、それって」


鉢屋「……まさか…」












文を届けに行ったのはA先輩!?




まあ、庄左ヱ門や彦四郎が一人で行くより

六年生で学級委員のA先輩が

一人で行った方が安心か…



俺と三郎は同時にため息を吐く。







そのまま文化祭の準備は着々と進められた。


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鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» 利吉も土井先生も美味しい…媚,薬とかもっと美味しいですね(*´ω`*) やってみます! (2022年6月2日 20時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - スライム?触手?でも美味しいと思います( *´艸`) (2022年6月2日 19時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - あ❗『どうでしゅうか』になってる!!(゜ロ゜ノ)ノ 正しくは『どうでしょうか』です❗ (2022年6月2日 19時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - 利吉✖️主人公か、土井先生✖️主人公が見てみたいです(*^3(*^o^*)(*^3(*^o^*) ネタは媚 薬なんてどうでしゅうか( *´艸`)( *´艸`) (2022年6月2日 19時) (レス) @page50 id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» 未定なだけで何かしらの関係は作るつもりです! リクエスト大丈夫です! ネタが尽きてるので有り難いです…ww (2022年6月2日 9時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鴫碧 | 作成日時:2022年5月7日 0時

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