さんわめぇ≪白髪くんとオオカミ ページ3
泉視点
少し巻かれた髪の毛。
茶色に染まりがかった髪の毛の色。
オオカミ少女と呼ばれる彼女だが、その整った顔立ちからは面影は感じられない。
ん？
イヤホンのようなものが見えている気がする。
「東雲さん！東雲みつさん！」
俺の声には気づかず、通り過ぎようとした所に肩を引いて止める。
「んあ？どうしたの。奏さん。」
「んあ？じゃありません。イヤホンその他音楽プレーヤーなども持ち込み禁止ですよ。」
「そっかぁ。泉くんが見てるから明日から使えないね。」
悪ぶれる様子もなく、カバンにしまう。
「私はみつでいいよ。東雲って長いでしょ？」
「そう、、、ですか。」
「奏だけに？」
「反省文書かせますよ？」
「ごめんなさーい。」
なぜだろう。この前会った時とキャラが大きく変わっている気がする。
翌日〜。
「みつさん？みつさーん！！聞こえてま、、、、せんね。」
はたまた、イヤホンを耳に入れて登校して来る。
昨日のように、肩を引きみつさんを止めると、
「あ、、、、、奏さん。見つかっちゃった？」
「はい。」
ぺろっと舌を出し、俺にイヤホンと音楽プレーヤーを差し出す。
「きっと明日も忘れちゃうと思うから。」
と言って、そばにいた猫を抱きかかえ走っていく。
「動物の持ち込みも禁止ですよ、、、、、、。聞いてませんね。
次あったら反省文ですかね。」
少し、空いてから遅刻して門に入ったアキラに倍叱っておきますか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱーP・Kーか - ご指摘ありがとうございます！改善しておきました！ (2017年11月5日 18時) (
レス) id: 233283921d (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ・Y - 途中から、みつに戻って設定した名前じゃなくなっています (2017年10月30日 20時) (レス) id: 7aa1a7a7e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
