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転生少女 に 欲情 する 琥珀 の 犬 ! ▼ ページ2

*黄瀬side*



何処だー何処だー、と呟きながら教室をぐるぐる回るA。

流石に立ちっぱなしはアレなので話し掛ける。

「Aっち、俺も探すっスよ?」

「おぉ…じゃあお願いしますわ」

集中しているのか会話はスムーズに終わり再び探し始めたA。

仕方無い、と何かを諦めて一緒に探し始めようとした刹那。

「ここかな…?」





と黄瀬を背に屈んだAはスカートを絶妙な角度にした為に、微かに下着を見せてしまった。





「うっ……!!?/////」

思わず後退りをしてしまう。そんでもってニヤケかけた口元を急いで右手で覆う。

「うぅむぅ…棚の中が暗くて見えん…」

どんどん屈んでいくA。おまけにヒラヒラと宙を漂うスカート。更におまけで付いてくるパンチラ。



(ちょ……ちょっとぉAっちぃい!!///見えてる!見えてるからココア色のパンツ!!/////)



目を逸らそうと試みたが、そこは純粋な男子中学生。

なんだか絶大なチャンスを逃す様な気がして視線を逸らせない。

寧ろ柔らかそうな色白の太股をガン見。いやスッゲェ不味い事は承知なんスけどとにかく可愛くて…!!

クラクラする頭を何とかしようとする黄瀬。雀の涙程でも下着が見えただけで純情な青少年を刺激するには十分だった。

バクバクする心臓がもう目の前の少女に聞こえそうな程に早くて。

青くて甘酸っぱい気持ちに包まれた黄瀬の理性は最早限界に近かった。

「すぐ終わるから」と電気を点けなかった為に薄暗い教室。橙と紺の夜空。

目の前には好意を寄せる少女。しかも二人きり。付け加えてチラチラと見えてしまっている下着。

脳裏には先程の焼き付いたAの向日葵みたいな笑顔。

嗚呼

失敗した

もう抑え効かねぇ。









ちゅっ









「ふんぎゃっ!?///」

気が付けば黄瀬はAのうなじにキスを落としていた。

どうやら首が弱かったらしく屈んでいたAは大袈裟にビクリと跳ねる。

硬直してしまったAは屈んだまま。その後ろから黄瀬は覆い被さる様にAの真後ろに近付いた。

「ちょ、え、何」

AはAで混乱の所為で現状を理解出来ていない。

ただ困惑して耳まで真っ赤にしているだけだ。

黄瀬は自分自身、息が荒くなっているのに気付いた。なんだか身体も熱い。

まぁ、これもAっちのせいっスよね。





「誘惑したAっちが悪いんス。」

「は、ぁ…?」

「責任、とって?」

転生少女 は 完全 に 黄金 の 狼 に 狙われた ! ▼→←転生少女 と 似た者同士 の 琥珀 の 犬 ! ▼


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  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
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設定タグ:黒子のバスケ , トリップ , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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KAME - mokomoko@KAMEさん愛してます>あ、あの…まずニックネームが…////お恥ずかしい限りです///で、えと、話戻しますが、灰崎君は高校生の時、既に悪者となっています。しかし私はあの時も彼の根は枯れていないと信じてます。それが伝わってくれると嬉しいです(σ*´∀`) (2014年9月23日 22時) (携帯から) (レス) id: 5b37bf2054 (このIDを非表示/違反報告)
mokomoko@KAMEさん愛してます - KAMEさん» (´;ω;`)グスン…灰崎…すまん…すまなかった…っ!カメちゃんに無理矢理キスした時、「灰崎シねシねシ((」とか言ってごめん…! 今回も涙ぐんでます。シリアス→小さい笑い→シリアスのサンドイッチって涙腺崩壊させる為の武器ですよね(´;ω;`) (2014年9月23日 19時) (レス) id: 2aa41140c5 (このIDを非表示/違反報告)
KAME - mokomoko>感情移入してくれるとは嬉しい限りですね!mokomokoさんの気持ちをこれからも聞かせて貰えると嬉しく思います。今、泣きそうになっていると、この先は不安になりますね(笑) (2014年9月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 5b37bf2054 (このIDを非表示/違反報告)
mokomoko - KAMEさん» なるべく早く気付いてほしいですね。カメちゃんには仲間がいる。だから独りで抱え込む必要は無い…と。…って、カメちゃんは小説の中の登場人物でしたね!いつの間にか感情移入してました…恐るべしKAMEさん…ゴクリ…今回本気で泣きそうになりました…(´;ω;`) (2014年9月22日 16時) (レス) id: 2aa41140c5 (このIDを非表示/違反報告)
KAME - mokomoko>元々第二章に突入した時点でシリアスは増えてくる予定でしたから…。確かに、無理な笑顔は割りと相手にも悟られたりしますよね。それに比べてそれに気付かない夢主ちゃん。きっと、これからも…。 (2014年9月21日 23時) (携帯から) (レス) id: 5b37bf2054 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KAME | 作成日時:2014年9月15日 20時

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