＃２ ページ2
「なぁ２人とも、夕食は何が良いと思うか？」
まぁ、主食は白米なのだが。８人もいるから、大変なんだよな……。
「そうですね〜、……あっ！ あたりめとおしるコーラはどうですか!? とっても美味しくて合いますよ！」
「却下だ。コノハは何か食べたい物はあるか？」
「ねぎま……」
「まぁ、食べられるが少ないな」
そもそも、キサラギは何であんな物――おしるコーラを飲めるのだろうか。
そう思いながら街を歩いていると、花屋で楽しそうに働いているセトが目に入った。セトはほぼ毎日働き、お金を稼いでくれている。
アイツも頑張っているのだから、俺も家事を頑張らないとな。
そう思いながら、俺とキサラギが通行人に当たらないように注意して歩いていると、いつもお世話になっているスーパーに到着した。
「キサラギ、フードをちゃんと被っておくんだぞ。もしここで人に当たったりして解除したら、大騒ぎになるからな」
「はい！ ……って、コノハさん!?」
気づけばコノハは１人で店内を徘徊し、試食コーナー巡りを楽しんでいた。
「おいコノハ……!! キサラギ、急ぐぞ」
俺とキサラギはコノハのもとに走り、コノハのほっそりとした腕を引っ張って人通りの少ない場所へ移動する。
「まったく……お前はマイペースすぎだ」
「ご、ごめん……でもあれ、美味しかったよ……？」
コノハが指を差す方を見てみると、カレーのルー箱が何十箱も積まれている。
なるほど、シンプルにカレーという手があったか。これなら手間も省けて楽だ。
「よし、今夜はカレーライスにするか」
「やった……カレー……!!」
「具材はやっぱりあたりめですよね！」
キサラギは今まで、カレーにするめを入れていたのか……？
そして俺達が会計を済ませてアジトへ向かうと、黒いパーカーで猫っ毛の、薄茶色の髪をした青年が腕を組み、壁に寄り掛かっているのが見えた。
「……あ、３人ともおかえり〜！ キドー、今日の夕食なに？」
その青年は俺達に気づき、笑顔でこちらに駆け寄ってくる。
カノだ、間違いなくあのアホ面はカノだ。
「何でわざわざ外にいるんだよ、蚊に刺されるぞ。……夕食はカレーだ」
「え、マジで!? やったぁ、キド大好き〜!!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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キボシ - さ、最高！！！カノキド愛してる！！！ (2018年8月5日 1時) (
レス) id: 03936925d8 (このIDを非表示/違反報告)
+１/ぷらすわん - カノキド愛してるよぉぉぉぉっ!! (2016年7月20日 18時) (レス) id: 709004cd4e (このIDを非表示/違反報告)
零ーﾚｲー(プロフ) - 私、カゲプロが大好きなので、凄く面白かったです！更新頑張ってください！ (2016年7月14日 7時) (レス) id: 456dbe64c1 (このIDを非表示/違反報告)
なおりん - 雨ノ宮心音さんさっきは私の作品にコメントありがとうございました！いいですね！カゲプロ私も大好きです(*^^*) (2016年6月18日 21時) (レス) id: 6eceb2fe56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーさん(プロフ) - すごくおもしろかったです！お気に入り登録しました!!カノキド最高!! (2016年5月1日 18時) (レス) id: af502dc73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天ノ川夜月 | 作成日時：2016年4月30日 12時
