【マギ】神出鬼没なマギif.〜もしもの世界で〜

7ー7 ページ23

ーー死神界ーー



「A姉、お帰り…って、どうしたのそんなボロボロで!!」


「A様、傷の手当てしましょう、こちらへ来てください」


「ありがとう…。今日は運がなかったんだ、最悪な日だった」


「俺はA姉に拾われた身だから血は繋がってないけど、本当の姉のように思ってるよ、だから何でも話して」


「ライ、その気持ちが心に染みるよ…。実はね…」




ー説明中ー




「「えぇ?!あのソロモン智天使と争ったぁ?!?!」」


「この程度の傷で済んで良かったですよ!!運がなかったんじゃなくて最高についてたんじゃないですか!!」


「でもその智天使、ちょっと気がイッてたかもしれない…」


「何で?」


「突然叫んだりするし」


「「叫ぶ?!」」


「かと思うと、僕の名前をぶつぶつ呟きだしたりするんだもん」


「それはそれは…。もしかしたらソロモン智天使はお疲れだったのでは?それ故にそんな奇行をとったのではないでしょうか?」


「天使界は階級があるからね、上の階級ほど大変なんじゃないかな。さすがのソロモン智天使も精神的に参ってたんじゃない?」


「そうかなぁ?」


「「そうとしか考えられないよ! / ません!」」


「まぁ、とにかく。あの智天使はヤバいやつだとみんなにも情報共有しておいて、急ぎで!!」


「了解しました!」


「はぁ〜、何かいまゾゾゾって寒気がした」

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