第101夜 抵抗軍 ページ3
「ワヒード!!セッタ!!右翼に増援!」
ワァワァと騒がしい騒音の中、1人の少年の声が響く。
「ファーラン!!アルバ!!ワヒードたちに続きそのまま中央門を突破しろ!」
「了解!!!!」
その少年の指示の元、グヌード破壊を進めて行く者達。
「くそ…っ神意に背く�爛瀬─璽姚甼Δ瓩�!!!」
この世界には人間と異種族が存在している。
人間は異種族に苦しめられた事を恨み、高く頑丈なグヌードと言われる塔を作り上げた。
そこは神からの指名と称し、
人の魔力で異種族を苦しめている所で。
勿論、そんな事されたら異種族は殺し合うし、魔力を捧げた人間は弱り果ていずれは死を迎える。
「それはおまえらの方じゃろう!!」
「クールじゃないな盲信者の群れは」
「一途な馬鹿ほど扱いやすいアル」
各自の得意魔法を活かし応戦するその者達。
人の数は少ないにも関わらず、圧倒的な力の差。
「坊ちゃん、A!!!イスナーン、ウーゴ、先へ!!」
「あぁ!!A行くぞ…って。おい!!彼奴は何処行った!!」
「Aまた君のそばを離れたのか…」
必死な形相で探す1人の少年と、呆れた顔で言葉を漏らすその仲間。
「神杖を奪いやすいように、偵察兼ねて聖教連を叩きのめしてきた僕の前で堂々とそんな事言うなんて!!」
「…!!A!!いや!!君ならやってくれると思ってたよ、うん!!」
「あとで覚えてろよ!!この引きこもり!!」
「A!!神杖を奪いに行くぞ!!手伝え!!」
「神杖までの敵は倒したから1人で行ってきて!!僕はここで戦ってる!!ふぅ〜!!」
「ふぅ〜!!じゃねぇ!!ほら、行くぞ!!」
敵も居らず、難なく辿り着いた動力室。
そこにはフラフラの少女が1人。
「あいつはクソオヤジどもの消耗品なのさ…」
「お、おい!?」
そう言うと、バチバチと音をたてながらその子に手を伸ばす。
「あと少しで…届くのに!!A!!手伝ってくれ!!」
「任せて!!」
ドスッ!!という音とともにその少年も動力源の中へ。
「おいおいおい!!何で蹴り飛ばした!!助けろ!!」
「そっちが手伝えって言ったからじゃん!!」
「2人とも落ち着いて!!早くここを出よう!!」
「そうだぜ〜」
その塔は人間以外の知的生命体から知能を奪い去り、意のままに従わせ搾取していた。
「で、俺たちはそんな魔道士正教連に嫌気がさして大聖堂府を飛び出してきた…」
「�爛譽献好織鵐広瓩覆鵑世�!!」
まるでこの者達の勝利を祝うかのように、優しい風がこの世界を包んだ。
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千年彗星(プロフ) - 青鷺さん» コメントありがとうございます!! 小説共々、頑張っていくので今後ともよろしくお願いします(*^^*) (2016年6月28日 6時) (
レス) id: 45d0ac0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
千年彗星(プロフ) - マリーネさん» コメント感謝です(*^^*) 読者さまが楽しんでいただけたら幸いです! 今後ともよろしくお願いします!! (2016年6月28日 6時) (レス) id: 45d0ac0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - 千年彗星さん» 小説もだけど、受験頑張ってください！！！勉強？なにそれおいしいの？ (2016年6月28日 6時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
マリーネ(プロフ) - むっか〜。シンドバッドむっか〜。 (2016年6月28日 4時) (レス) id: 252b10e98a (このIDを非表示/違反報告)
千年彗星(プロフ) - きゅーちゃんさん» 好きと言っていただきありがとうございます!! 今後ともこの小説をよろしくお願いします(*^^*) (2016年5月2日 17時) (レス) id: 113143dc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千年彗星 | 作成日時：2015年8月1日 13時
