無自覚系天使は中身も天使でした

『幼馴染みとの再開』狩「突然の別れ」剣「奇跡の再開」松「なに?この無限ループ」 ページ26

*


「あれ?A?」

『ん…?あ、しーちゃん!?』


椎「やっぱAだよな!!久しぶりー!!」

『卒業以来だよね!元気だったのです!?』

椎「めっちゃ元気だったよー!!それよりAは大丈夫?此処来たって事は親に捨てられたの?」

『いやぁ、親が仕事の都合で海外行くから預けられただけなのです』

椎「そう…なら良かった〜」

『そういえば稲妻中は陽奈ちゃんとか祐輔くんとかいたよね、今なにやってるのです?』

椎「ひななーは吹奏楽、ゆーは美術で頑張ってるよー。あ、俺は前と変わらずサッカー」

『へぇ、私も雷門でサッカー頑張ってるのです!!』






狩「あのさ、盛り上がってる所悪いけど…



二人共、どういう関係?」

椎「あ、そっか。えっと、小学校で4回クラスが同じになって、めっちゃ仲良かった…親友って言えば合ってるのかな?」

狩「はぁ…」

椎「あ、そうだ!明日、Aの通ってる学校に転校するんだ!!」

『え!本当!?同じクラスになれるといいのです!!』

椎「あぁ!!とは言ってもそんなつごうよくいくとは思ってないけどな」

『はは、ですよね』

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