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十一 涙の音 ページ12

信長さんなかなりイラついているが、私は行きたくない。

隙を見て、心の声を頼りに私は戦場から逃げ出した。

少し一人になりたかった。



三日月「はぁ、はぁ・・・・・・」



どのくらい走っただろうか?山道は結構きつかった。

だが懸命に走り、なんとか人の声が聞こえないところまできた。


なんで私がこんな目に・・・・・・これからどうすれば?

どこに行ったらええん?私はどこに・・・・・・。



狐『あれ、君はあの時の!』


三日月「フアッ!?あ、あん時の狐さん」


狐『迷子?』


三日月「う〜ん、違う、かな?」



草むらからあの時の狐さんがひょこっと出てきた。



狐『何かあったの?』


三日月「ねぇ、ここって何?どんな世界なの?」


狐『ここは神牙、吸血鬼とかがいる場所だよ、争いが絶えないんだ』


三日月「吸血鬼?」


狐『うん、魔王様は吸血鬼だよ』


三日月「・・・・・・」



私は唖然した。本当に、とんでもない世界に来てしまったのだと。

その後も、狐さんに色々教わった。



三日月「どないしょう・・・・・・私、どないしょう。

元の世界にいにたいよ・・・・・・」


狐『わあ!?泣かないで、お腹痛いの?どこか怪我したの?

お腹すいた?』



狐は私の回りをぐるぐる回っている。

私の目からは大粒の涙がこぼれた。


不安や迷いなどが全て入りまじり、涙はなかなか止まらなかった。

十二 孤独な音→←十 戦の音



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雪桜 - 熱が出ました!頭が痛いよ〜 (2018年12月13日 17時) (レス) id: e8a95e9dde (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - じやあ成実の特技は! (2018年12月8日 17時) (レス) id: 57e1b13492 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - な、なぜわかった! (2018年12月8日 17時) (レス) id: 57e1b13492 (このIDを非表示/違反報告)
ニャン武士(^・x・^) - 雪桜さん» 確か泳ぐことだったはず・・・・・・? (2018年12月7日 22時) (レス) id: 0544fd5110 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - わかりますか?! (2018年12月7日 22時) (レス) id: 86efdfcd4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニャン武士(^・x・^) | 作成日時:2018年11月20日 18時

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