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13 危機 ページ13

Aside


写真を見つめる私と、その私を睨みつける芹沢。





『これ…部活のときの写真でしょ?部活時はスマホ持ち込み禁止なんじゃ……。』








芹沢「うるさい、そのことは良いのよ。この写真を見て思うことはない?」

私が言ったことは正論なんだけどな。七生高校は部活時のスマホ持ち込み禁止なんだよ。


で?写真を見て思うことでしょう。これしか。


『うわぁー。私、ぶっすーって思う。』


上咲「ふざけんな!明様は真剣に悩んでいるのだぞ。」



『しらないよ。』








間宮「おいっ!!!」





ただ単に、単調に素直に思ったことを言っているはずなのに

怒鳴られた。


芹沢「上咲、間宮。お願い」



「「はい、」」

芹沢が腰に巻いていたパーカーをノールックで後ろに投げた。


相当なことが起きるだろう。





芹沢「ふざけんじゃねぇーよ!!!」



「「「「ドンッッ」」」」


屋上の壁に鈍い音が鳴り響く。




ようするに、私は突き飛ばされた状態だ。




そんな時、屋上のドアがゆっくりと開いた。


突き飛ばされた壁とは反対側にドアがあるので、誰かがすぐに分かった。


『え……絹張くん?』



「「「えっ!?!?」」」



「お前ら、屋上で何してんだ。」


芹沢「なっなにも。いじめたりなんてしていませんよ??」



「じゃあ、何で突き飛ばされてんだ、焦ってんだ。」


『何で来たの…?』




「あぁ…いや、何でいないんだろうと思って。」


_____________芹沢side____________________________________________________


ほらまた。

かばわれている。嫌いなんだ。こういうの見るの。



ムカつくんだ。






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のるtwo(プロフ) - なんかすんなり終わってしまいました…もうちょいいい終わり方を探しとけばよかった… (2020年1月19日 8時) (レス) id: f75a0edc1e (このIDを非表示/違反報告)
yui - はい! (2019年11月25日 7時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月24日 17時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
yui - のるさん» ふぁぁ…!いいお話ですねっ!続きが気になってしょうがないです!頑張ってください! (2019年11月24日 14時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - えっ!?え!?お星様が黄色くなってる!? (2019年11月22日 16時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜 x他1人 | 作成日時:2019年11月18日 8時

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