14 まさか ページ14
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それから数日後______________
Aは学校を欠席した。ただの旅行ではあるものの親戚に会うらしいのだ。
体が弱いAにとっては別に気にすることでもないのだが……絹張は…?
「あいつ、やすみか。風邪でもなったのか。?」
芹沢「(ふぅ〜ん、絹張くん。意外と鈍感なのねぇ。)」
芹沢が絹張を見ながら怪しげに笑った。絹張は気づいてないようで。
先生「おーい、静かにしろぉ〜?」
「「はぁーーい」」
ーーーー
絹張はつまらなそうな顔をして呟いた。
「飛鳥がいないだけなのになぁ。」
もう時計の針は4:50に差し掛かっていて、帰らなければいけない時間である。
何を焦っているのか、絹張は急いで準備をして教室を出た。
芹沢「絹張くん。」
「おぉ、芹沢か。」
絹張は戸惑ったように言った。
芹沢「そうよ、絹張くん。私聞いたの。『飛鳥がいないだけなのになぁ。』って」
「な、なんだよ。文句でもあんのかよ。」
芹沢「ううん、大したことではないわ。ちょっと大変かもしれないけど。」
「すぐならいいぞ。」
芹沢「ここのコンビニの裏に来て欲しいの♡」
芹沢が気味の悪いテンションで言った。
「おおう。」
芹沢「突然なんだけど。私ね、絹張くんのこと好きなの。
だからね、付き合って欲しいの。ね、お願い!飛鳥っていうやつより私の方がお似合いでしょう?」
絹張は黙り込んでしまった。
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のるtwo(プロフ) - なんかすんなり終わってしまいました…もうちょいいい終わり方を探しとけばよかった… (2020年1月19日 8時) (レス) id: f75a0edc1e (このIDを非表示/違反報告)
yui - はい! (2019年11月25日 7時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月24日 17時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
yui - のるさん» ふぁぁ…!いいお話ですねっ!続きが気になってしょうがないです!頑張ってください! (2019年11月24日 14時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - えっ!?え!?お星様が黄色くなってる!? (2019年11月22日 16時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜 x他1人 | 作成日時:2019年11月18日 8時