12 素直 ページ12
芹沢side
私は入学した時から
何でそんなに可愛いの、何でそんなに部活のさそいがくるの。何でそんなに頭がいいの。
何でそんなにスタイルがいいの。何でそんなに人に好かれるの。何でそんなに愛されているの。
本当は私が
羨ましいんだ、素直に。でも、その気持ちを恨みに変えていじめてしまう
下品な自分が嫌で、また八つ当たりしていじめてしまう。羨ましいだけなのに。
尊敬しているはずなのに。
そんな気持ちのまま2年になったらまたこれよ。
絹張くんの席の隣が
それでもっと羨ましいと思う気持ちが増え、どんどん恨む気持ちに塗り替えられていった。
もう、この際絹張くんに嫌われてもいいから
春の涼しい風が、
『それで、何でここに呼んだの。』
芹沢「まず、敬語で話しなさい。あなたをここに呼んだのはもうあなたがわかっているはずよね？」
『まぁ、そうだけど。で？何をしたいの。』
間宮「おい！敬語を使えと明様が言ったのが聞こえていないのか！？」
間宮が怒鳴った。周りの空気が一層冷たくなり、私の怒りもどっとあがった。
『ねぇ、さっさと話してよ。寒いから帰りたいんだけど。』
間宮の言葉を無視して
言葉からはわからないほど普段と変わらない表情なのにな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のるtwo(プロフ) - なんかすんなり終わってしまいました…もうちょいいい終わり方を探しとけばよかった… (2020年1月19日 8時) (
レス) id: f75a0edc1e (このIDを非表示/違反報告)
yui - はい！ (2019年11月25日 7時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年11月24日 17時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
yui - のるさん» ふぁぁ…！いいお話ですねっ！続きが気になってしょうがないです！頑張ってください！ (2019年11月24日 14時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - えっ！？え！？お星様が黄色くなってる！？ (2019年11月22日 16時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜桜 x他1人 | 作成日時：2019年11月18日 8時
