3.遠慮と猫 ページ3
*後半に大人な表現あり
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降りしきる雨の中、真人と相合傘をしながら家に帰る。
自宅に入ればすぐ風呂場へと向かった。
シャワーを浴びていると、何故か真人も入ってきて__
真人「A、俺と一緒に入ろ〜」
A『えっ、!?一緒に入るのはちょっと……その、恥ずかしいかも』
真人「まだ慣れてないの?ふぅーん。いつもこれより恥ずかしいことたくさんしてるのに?」
A『あっ……そんなこと、ないっ』
真人が入ってくるとは思ってなかったからタオルを巻いていなかった。僕に触れる真人の手がいやらしいものへと変わっていく。
さっきまで一緒に入る素振りなんて見せてなかったのに。
A『……もしかして、家に帰ろうって言ったのはこれが目的?』
真人「さぁどうかな。でも、こうでもしないと2人きりになれないじゃん……Aは俺としたくないの?」
僕に咎められ、頭に生やした猫耳をぺったりと伏せさせた。
そんな姿を見せられたら断ろうにも断れない、ほんと僕の猫はおねだりが上手だなぁ。
A『もう。しょうがないなぁ。本当はするつもりなかったんだけど、いいよ』
真人「……!ふふ、それなら遠慮はいらないよね」チュッ
A『んっ……/// いきなりそんな、とこ。せめてお風呂から出るまで待って』
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風呂から出てタオルで体を軽く拭けば、真人に寝室へと連行された。
そして、そのままベッドの方に押し倒される。
シャワーを浴びている際に真人に弄られたせいか、体の方はすっかり出来上がっていた。
真人「はぁ、指だけでもうこんなになっちゃったんだ?……ほんと俺好みの体になったね」
A『真人が触り続けるから………』
真人「じゃあもっといやらしくしてあげる」カプリ
胸の頂きを甘噛みされれば声が上擦った。
焦らすような刺激が物足りなくて、両足で真人を挟めば、後ろの方にもいきり立ったものをあてがわれる。
お腹の奥、深い所への刺激に期待して思わず喉を鳴らした。
A『ん、ねぇまひと……早くちょうだい///』
真人「あはっ、呪いを誘惑するなんてAも大胆だね。
そんな悪い子には……お仕置きしてあげる」
涙で瞳を潤ませながらねだれば。
期待通りの、いや、それ以上の快感が襲ってきた。
逃げようにも逃れられない刺激にただ、僕は啼かされていた。
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作者名:シュリィ | 作成日時:2023年5月7日 20時