虎ちゃんの帝光祭 ページ37
暗い暗い不気味な光を放つ空間の中に悲鳴と低い笑いの声と硬い物体が擦れる音が響き渡る。
ーきゃあああああ！
ーもう嫌だぁぁ！
貴「アハハ！ま〜て〜」
2mの高身長の虎ゾンビが男女2組に襲いかかっていた。
ーーー
受付「ありがとうございましたー。お化け屋敷は11時から13時まで休憩いたしますので、申し訳ございませんが今からご来店をする方はその時間にご来店して下さい」
女子1「凄いよA！Aの発想でお化け屋敷大人気だよ！」
貴「いやいや、皆が手伝ってくれたから大人気なんだよ。私はデザインだけなんだから。
他にも歯茎に爪楊枝がぶっ刺さった男の悲鳴が響き渡る映像とか、脚の生えたキノコ達が全速力で迫ってくるとか、0点の答案用紙が母に見つかった小学生の絶望した顔のアイデアとかあったんだけど…」
女子1「それは精神的に来るから駄目だよ」
今日は帝光祭。
Aのクラスはお化け屋敷なのだが、少しだけ変わっていて、2mの虎ゾンビが客に襲いかかってくるという怖さとお化け屋敷の不気味な内装のクオリティが高く、その噂を聞きつけた客で行列ができていた。
既に気づいている方がいると思いますが、虎ゾンビの役がAで、サーカスの高身長ピエロが使う特別な竹馬(?)で2mの高さまで上げていました。
貴「さて、13時まで休憩だからテキトーにまわろうかなぁ…」
女子1「あれ？クイズ研のスタンプラリーに出るとか言ってなかった？」
貴「ん〜？気分変わって行くのやめた」
女子1「相変わらず気分屋なんだね…」
Aの自由なペースに女子は苦笑いした。
貴「それに、カップルが優勝するとずーーっと幸せになれるって噂あるじゃん？それ見るとイラつくもん。リア充爆発しろチクショウ」
と言いながら休憩スペースから出たのだった。
ーーー
貴「さて…何処に行こうかなぁ」
Aはパンフレットを見ながら歩いていると、
桃「Aちゃーん！」
ードン!!
貴「�瑤阿佞�！」
桃井がAに体当たりするかのように前から抱きついてきた。
桃「Aちゃん聞いて！私テツ君とスタンプラリーに出ることになったの！」
貴「おお、それはおめでとう！」
桃「あ、スタンプラリーまで時間がまだあるから一緒にまわらない？」
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猫苺(プロフ) - コメありがとです！ (2015年1月17日 18時) (
レス) id: c342f71c4d (このIDを非表示/違反報告)
カドレア - 良かったです！頑張って下さい！ (2015年1月17日 17時) (レス) id: 4e6a9a3a35 (このIDを非表示/違反報告)
猫苺(プロフ) - 本当ですか！？こっちも嬉しいです（＾∇＾） (2015年1月8日 7時) (レス) id: c342f71c4d (このIDを非表示/違反報告)
黒銀竜(プロフ) - とても良かったです (2015年1月7日 22時) (レス) id: 5818bc9f50 (このIDを非表示/違反報告)
紅凛(プロフ) - 了解しました！よかったです！黒子だけだとなんか可哀想な気がしてたので← キセキ全員と再開出来るといいですね！ (2015年1月6日 12時) (レス) id: f132fb44ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫苺 | 作成日時：2014年12月14日 19時
