【りんご、再び実を結びて。】あんスタ

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「わはははは☆」







自宅について、只今玄関。


誰もいないはずの家から、笑い声が聞こえる。



いや、多分あいつが居るんだろうけど。





……嘘だろおぉぉ…。








ここに来て何回目だよぉ。


ぜぇっったい、壁張り替えなきゃやん。






ユキヤ「HAHA…






大方予想つくけど…」



A「お帰り願う。」



ユキヤ「やめ________」






言いかけるユキヤを尻目に、


勢いよく家の扉を開ける。




ユキヤ(oh...……御愁傷様。)






ガチャッ



ダダダッ







目指すは──リビング。




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バンッ

A「覚悟はできてんだろぉなぁ？！









レオ！！！」








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と、ソファの影から出てくるレオ。


…そして、壁を埋め尽くす五線譜。




あれ消すの誰だと思ってんのかなぁ。

ユキヤなんだよぉ？？(おい)






レオ「相変わらずデカイ声だな☆」



A「アンタにだけは言われたくないねぇ！」





なんか…

やる気が失せてきたあぁぁ…





A「はぁ……ねぇ、レオくぅん？




セキュリティが厳重なこの家に、

どうやって入ったのさぁ…」




レオ「妄想しろ!


答えはもちろん、ヒントもなしだ!!

そうだ!そこには無限大の以下略




そう言えば、お前らその制服……っああ言うなよ!!」





うわぁめんどくさぁ。





A「勝手に考えてろ。

そして宇宙の果まで飛んでいけ。」



レオ「ハッ！そう言えば、俺の家って…？」



A「と な り！！」



レオ「お前、誰だっけ？」



A「そのまま忘れてろ！」



レオ「冗談だよ、冗談!!

ホント短気だなお前…☆」



A「あああああもお!!!」







ユキヤ「hu…ま〜たやってんな〜、全く。」





後からリビングに来たユキヤ。



だって、







A「今月、何回あいつうちに居た?」




ユキヤ「well…

1、2、3、4…………









25回。」




A「That's Right！！


まだ！一週間と5日！！なのに25回！！！






つまり、1日2回は"不法侵入"されてるんだよぉっ」





そしてその度に、レオと口論するという特典付き！！

たいして嬉しくねぇ！！





月永「おぉぉ…すごいな！」



A「アンタのことだよ！」






ユキヤ「dodo、落ち着けって。

ん〜……そろそろdinnerの時間。


レオ、食ってくか？」




嘘だろお…？




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