それでも、好き。【シカマル】【我愛羅】

本戦 ページ36

いよいよ本線の日。
私は何試合目か忘れたけど……でも、頑張ろう。

一試合目はナルト。
二試合目はサスケ………だったけど遅刻で後回しに。

作戦の前にアニキのカラスがバレるとマズイのでアニキは棄権した。


もの凄いブーイング…



テマリ「A、」

『なあに？』

テマリ「行け」



まぁ…このうるさいのを止めるには…さっさと始めた方が良いもんね。
姐さんに背中を押されて、下へ降りる。



『次、私の番ですよね？』

「お前はやる気があるみたいだな……おい、対戦者。降りてこい」

シカマル「……おー…」



シカマルが降りてくる。



シカマル「ゼッテー、思い出さして…木の葉に来てもらうからな」

『何を言ってるか知らないけど…私から行くよ！』



扇子を勢いよく開く。



『忍法…カマイタチ！！』



突風が吹く。
……が、そこにシカマルは居ない。

シカマルは影を利用する忍術…
木の影に隠れたってことは…あそこに誘い出して影で縛るつもりだ。

悪いけど、簡単にはいかせないから！



『ッ』



影が足元に伸びてくる。
それをかわしていると、影の動きが止まる。

………なるほど。
扇子で地面に印をつける。



『影を伸ばすにも限界があるみたいだね』

シカマル「ッ」



さっさとケリつけて…姐さんに認めてもらうんだ！



『おりゃあァァァ！！』

シカマル「くッ」



さっきから逃げ回るシカマル。
もう…あの木が邪魔くさい…風で切っちゃおうかな…

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